怒りの葡萄を観て

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%80%92%E3%82%8A%E3%81%AE%E8%91%A1%E8%90%84_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

映画を見ていても、なかなか集中できないというところから暗闇で観れば良いんじゃないか?と、映写機を買ってみました。


今回は天井に映写してみたのですが、息子と添い寝し横になりながら、わりと集中して観れたので、良かったです。

ノーベル賞受賞作家原作の映画、とにかく考えさせられる良作でした。

私が生まれる半世紀前が舞台 なんだなぁと思うと身近に感じられました。

アメリカといえば大規模農業なイメージでしたが、アメリカにもまだ小作農がいた時代(1930年代)、機械化が進む境の時期で、主人公は小作農の一家。

人災と天災で住む土地を奪われた一家が新天地を目指して旅する話。

単純な娯楽作品ではなく、社会風刺の問題提起作といった感じでした。

日本はまだ農業の大規模化は進んでいませんが、山に囲まれた地形などからあまり大規模農業には向いていないのかもしれない。でも今後、農業の後継問題がうまくいかないと耕作放棄地が増えて、結果土地が集約されて大規模化が促進するのかもしれない。

経済学者の森永さん、意外や意外、菜園をやられていて、その経験からマイクロ農業のススメという本を書かれているのですが…大規模化よりも、皆が農業に興味を持って、それぞれが農業を推進しましょうと言っています。(ざっくり)

マイクロ農業とは、自産自消的なことのようです。

懐古主義じゃないけど、衣食住を自分達で作り出して生きていた時代は大変ながら充足感のある生き方が出来ていたんじゃないかと思う

飢餓を知らない自分の、甘い戯言かな😅

現生活で、私も家庭菜園をしています。

植物を育てるのは本当に大変だなぁと思っています。今畑を借りているのだけど、そこで作る作物だけじゃ野菜を賄えないし、売り場野菜の安さと出来の良さをみると嘆息してしまう。家庭菜園なんて時間とお金の無駄なのではと思ってしまう瞬間。

でも子供と一緒に土や虫に触れると楽しい。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?