着る物について

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私は全く、オシャレではない。

着る物への興味も、あまりない。

色々着たいとは思わないし、選ぶ手間も惜しい。最低限、清潔であれば良いと思っている。

そんな私が…オシャレについて目からウロコ的な思いをして、90万円もの投資をしかけた。

決断をするかどうか、ここに書き出しながら、気持ちの整理をしたいと思う。

90万円、その内訳は、単衣・袷・和装コート・帯揚げ・帯締め・帯留めのセット。

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仕立て代・防水加工代込み。

着物を着て、ドヤりたいわけじゃない。ただ着物が好きなだけ。上質なものを触ると、心が躍る。

着物を合わせたとき、自分の表情が明るくなって服に自分の格を上げてもらった気がした。

オシャレって、こうゆうことか!目からウロコな瞬間。今まで、味わったことがない感覚。

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無難に、お茶会に着ていけるような色無地

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好きだなと思った生地

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勧められたコート

悩んでいる理由について、整理してみたい。

まず、自分に着る価値はあるのかと本当に自問してしまう。冒頭にも書いたように、私は全然オシャレじゃない。普段は、洋服は古着一択だ。枚数も少ない。ズボン3枚、上着5枚、たまにワンピースで適当に着回している。

本当に装いにお金を掛けない。なぜなら、何度か着てると毛玉取り等メンテナンスをしていても服の清潔感を保てなくなると思っているから。自分が清潔感を感じられなくなった服は着ないです。

古着屋はちょこちょこ見に行って、運命の出会い(今着てる服の2代目になれる似たような服)を待っている。だから時間は掛けている方かもしれない。

色無地は大丈夫だと思うけど、黄色のストライプがくすんできてしまうだろうなと。しかも正絹。洗濯できない=清潔感…どうなの?という不安がある。

お蚕様の命がたくさん取り込まれている正絹。わたしに、ちゃんと、扱えるだろうか。

バリバリ働いていた時は、それこそ妊娠前は、本当にお金を使わなかった。いつかの為に貯めるばかり。子供が産まれても、服もおもちゃもおさがりばかりでほとんど買っていない。

(唯一大きな買い物が、ディズニー英語。自分のために、子供のために。これは大きな買い物だったなぁ…今とても活用しているので、後悔はしていないし、購入の迷いもなかった)

普段ものをあまり欲しいと思うことが無い。そんな私が欲しいと思った。自分を大切にする為にも、一歩。一歩踏み出すか?

着るものを選ぶということは、自分の人生を選ぶということだ。

自分はどんな人生を選びたいか。

買ったら、自分はどんなふうにこの着物を活用するだろう?想像してみよう。

色無地は、茶会に着ていきたい。

ストライプの着物は、美術館を観に行く時なんかに(ほとんど行かないけど)。

結局、押されるような形で購入してしまった。today…

世の中で、自分があまり見た目にこだわっていないのはよくわかった。食には拘っている。どうせなら、美味しいものが食べたい。

もう、購入してしまったのだから後は。

どのようにこの着物を活かすかに注力していかねば。

自分が押しに弱いということもわかった。見栄っ張りということも😅気を付けよう…

追記

リコールして、結局買いませんでした笑


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