[初心者CBPの教科書Q-03]自分なんかがセッションをして意味があるのかな。
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「上級CBPの方々や、スキルが高い人は、すでにたくさんいらっしゃる。」
「そんな中、わざわざ自分がセッションを始める意味なんて無いのでは。」
「他の方々は、色んな経歴を持っている。自分は何も無い。」
と感じている方へ。
あなたにしかできないセッションがある。
あなたにしかできないセッションがあります。
セッションでは、スキルや知識は大切ではありますが、それがすべてというわけではないです。
特に、ボディートークセッションには、そのセラピストのこれまでの人生、価値観、生き筋、ありとあらゆるものが全部出ます。
100人いれば、100人それぞれの魅力があります。
例えば、「インフルエンザにかかって寝込んだ」という経験ひとつでも、そこから感じることは、人それぞれです。
「近所に住む友人がスポーツドリンクなどを届けてくれて感動した」という人。
「優しく看病をしてもらえると思ったら、家族が冷たくてショックを受けた」という人。
「身体はつらいけれど、会社を休むことができてラッキー!と嬉しかった」という人。
「療養中つらすぎたので、病気の人には優しくしようと感じた」という人。
そういった感性や、そこから生まれた価値観や経験は、唯一無二です。
それらが蓄積されたものが、あなたの個性であって、魅力であって、大きな強みになります。
自分の強みはやっているうちに分かってくる。
もし、今自分の強みが分からないとしたら。
それは、やっているうちに分かってきます。
まだ自分で自覚をしていないだけです。
強みを知る方法としては、
セッションの練習の後に、相手の方からフィードバックをいただく。
周囲の仲の良い人に「私の長所(個性)を思いつく限り教えて」「私ってどんな人?」と思い切って聞く。(小恥ずかしいかもしれませんが)
普段周囲の人から「あなたはこういう人だよね」と言われる言葉を思い出す。
などもおすすめです。
自分が気づいていなかったことを、色々知ることができて学びになります。
「あなたのセッションだから受けたい」を目指す。
もちろん、スキルや知識の研鑽は大切だと思います。
ただ、スキルの高さだけで勝負しようとすると、上位互換に怯えることになってしまいます。
自分らしさをどんどん出して、
「あなたのセッションだから受けたい」
を目指すと、心穏やかに、魅力にあふれたセッションを届けることができます。
自分が望む素敵な未来を先に決めてしまう。
自分が望む素敵な未来を、先に決めてしまうのもおすすめです。
例えば、
「私は、最初『自分なんかがセッションをして、意味あるのかな』と思っていた。
でも、実際に始めてみたらたくさんの人に喜んでもらえた。
『自分、結構できるじゃん!』って思えた。」
という未来がこの先に存在する、と決めてしまうのです。
この「未来像」は、色んなパターンを考えてみて、ぜひ一番しっくり来るものを探してみましょう。
「色んな人が助けてくれて、自信が持てるようになった。」
「ヒヤリングのカリスマと呼ばれて、まさかの講演会をすることになった。」
など、色々考えてみると、ストンと胸に落ちる未来像が必ずあります。
(もしまったく浮かばないとしたら、
「ボディートークとはまた別のことを始めたら、自信がついた。」
など、ボディートークの延長線上ではない何かがあるのかもしれません。)
未来像を設定する前と後では、セッションに対する気持ちがかなり変化します。
あと、自然と色々なアイディアがひらめいてきます。
「セッションルームに、このアロマを焚いてみようかな。」
「セッションのときの洋服は、これにしてみようかな。」
「そういえば最近、脳について気になっていたんだった。
本屋さんで、脳に関する本を探してみようかな。」
など。
皆さんご存知のとおり、人間の脳は潜在意識が9割です。
目的地を設定すると、潜在意識が自動的にそこまでの最短距離を「ふとしたひらめき」として出してくれます。
ひらめいたことを行動にうつしてみて、少しでも、
「わあっ♡」
「うきっ♡」
とやる気が上がったたら、あとはそのまま進んでみましょう。
必ず何かしら手応えを感じるはずです。
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