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未経験からWEBエンジニアになって1年経ちました - 社内ニートはもう怖くない

昨日の勤務が1年目最終日でした。2023年9月1日に入社して、来週から2年目となります。

34歳でプログラミングを勉強し始め、37歳で就職(最初の3ヶ月は契約社員)、正社員となってなんとか1年働き続けることができたのは感無量です。

就職までに何をしたかは、下の記事で解説しています。

不登校から始まってひきこもりを繰り返してきた20代30代。今まで一番長く1ヶ所で勤務したので1年3ヶ月(総務事務)、その次が8ヶ月(英語塾)なので、1年働き続けたのは私にとってはなかなかの快挙です。


総括

結論としては、むちゃくちゃ楽しく、充実した1年間でした。入社してすぐに無痛性甲状腺炎という、原因不明で甲状腺ホルモンの値が上昇する病気になり、不調も経験しました。当時はかなり辛かったですが、よい経験でした。

業務でプログラミングできる毎日が、最高に楽しいです。WEBエンジニアになるために頑張っていた、2022年、2023年の私に感謝しかありません。

どんな仕事をしているのか

業務ではCakePHPというPHPのフレームワークを使用して、企業のウェブサイトの機能実装中心の業務に携わっています。

私は17歳で携帯電話を買ってから「ホームページ」が大好きなので、社内のデザイナーさんによる格好良いデザインのウェブサイトを、フロントエンジニアの方がばっちりコーディングしてくださり、それを使って動く機能を実装する、ということにものすごい大きなやりがいを感じて、日々働いています。

勤務先の会社では企業のウェブサイトの他に、業務システム開発案件も増えてきているので、そのうち従事できるのは、というところです。私の最終的なエンジニアとしての夢は「めーっちゃいい感じの業務システムを作ること」なので、その夢は今の会社で叶えられそうですので、そのために研鑽する毎日です。

社内ニートに悩んだ時期もあった

昨日もらった仕事がまだあまりできない状態なので、今日は勤務時間の7割読書してた。うーーーーんどう考えてどう動けば良いだろう?3ヶ月の社内ニートののちに活躍できてる人はいるのか…?明るい未来が見えない。社内ニート時代に案件こなせず成長スピードが鈍るのがキツイ。給料泥棒なのもツライ。

2024年6月6日のX

新卒じゃない中途採用だし、放置しても自分で勉強して自分で成長することを期待されているんだろうけど、モチベーションを保てない。贅沢な状況だけど、仕事をこなして成長していきたいので辛い。

2024年6月6日のX

悩んでいた頃のXのポストです。会社で仕事が少ないという状態は、昔から苦手です。今回、WEBエンジニアの仕事について、今までの仕事ではありえないほど長期にわたる「本気でやることが何もない時期」が続きました。

今までアルバイトなどは仕事が少ない苦痛から辞めることもありましたが、今回は絶対に続けたい。そうであるなら、なんとか状況が好転するまでじっと耐えなくてはいけないだろうと、仕事のためになりそうなことをなんとか探して、でもモチベーション下がってぼーっとしたり、を繰り返し、どうにかまた仕事をもらえるまで耐えました。

社内ニート、少なくともお盆までなくなりした。そしてその後も無限にやりたいことがあるので、社内ニート完全卒業の予感です。しかし社内ニート期間が長かったため、案件をこなす手順を忘れてしまっており、いろいろ非効率なことをしてしまいプチ落ち込み中です。あと残業続いてちょい辛い。

2024年6月19日のX

その後、私の職場ではCakePHP(PHPのフレームワーク)をメインに使っていたのを、今後Laravelに変えていくことが決まったので、Laravelをどんどん学ばなくてはいけない状況となりました。ですので、今後はどんなに時間が空いても、絶対にやることができましたので、社内ニート卒業とします。

クライアントとの直接のやりとりを任される

勤務10ヶ月目、初めてクライアントとの打ち合わせに参加しました。一つ夢がかないました。が、クライアントとからの要望をどう実現したら良いかで悩みます。バック以外のデザイン、フロントとの調整も必要。でも、クライアントと直に会えて温度感を探れるのは良い。今後もこういう機会が増えて欲しい。

2024年6月26日のX

もともと、クライアントと直接やりとりをしたいな〜と考えていました。開発業務はめちゃくちゃ面白いのですが、お客さんがどういうものを欲していて、そしてお客さんの会社が好転するのにどんなものが必要なのか、営業を通しではなく、直に聞いてみたいと思っていました。

私は前職はICT支援員という、小学校中学校に赴き学校の教員や児童生徒にタブレット・PCのアプリケーションの使い方を教える仕事をしていました。その時、たくさんの学校に行き、たくさんの人に会って話すのがすごく楽しく、あの楽しさをまた味わいたいと感じていました。自分が所属する場以外の人と接するのが、単純に好きです。

今までに機会はありませんでしたが、とある案件で上司からお客さんとの打ち合わせに急遽呼んでもらい、私はほぼはじっこで話を聞くだけでしたが、今後このような機会が増えていくのではないか、という期待につながりました。

今日は初めてクライアントに電話でいろいろ確認をした。先月打ち合わせで名刺交換してる。私の直属の上司は私がクライアントと接するのを「え!」と驚くのだが、そのさらに上の上司はガンガン私に任せてくれる。聞き取り下手だったけど、なんとか調整うまくやるぞ〜。

2024年7月24日のX

その後、メールや電話のやりとりも指示され、ようやく現在の会社での「外部への電話」を経験しました。

私はもともと電話恐怖症といえるような電話を怖がっていた人間で、いまだにある職場で初めて外部に電話するときは、めちゃくちゃ緊張します。ですので第1回目を済ますことができ、本当にほっとしました。今後もたくさん機会をいただけるといいなあ。

プライベートもおそろかにしない

この1年間で何よりの変化は、結婚したことです。しかも、1年前にはまだ出会っていなかった人と。

昨年就職が決まった数日後にはマッチングアプリをダウンロード、写真撮影、プロフィール作成をして、勤務開始日前から婚活を開始しました。そこでしんどい目に遭いつつ、今の夫と出会い、出会って8ヶ月で結婚しました。

実は、せっかくエンジニアになれたのに、この1年の生活の優先順位は婚活を1番にしていました。私は「そんなに結婚したくない〜」というタイプではなく、10代20代のころからずっと結婚したかったです。だけどひきこもりで社会参加できず、したくてもできない、という状態で約20年過ぎていきました。

ですので、就職が決まりなんとか自分が食べていくだけのお金が得られると決まった瞬間、年齢を重ねるごとに難しくなるという婚活を早めに終わらせることを一番の目標として、活動を開始しました。今の夫と交際が始まった後も、仕事には熱心に取り組みつつも、休日は当時の恋人との時間を優先し、関係づくりをしていました。

ですので、この1年間はプライベートの勉強の時間はほとんどとれませんでした。これはちょっと反省点です。逆に言うと、プライベートの時間を大量に取っていた婚活が終わったので、これからは勉強の時間を確保できるようになった、とも言えますので、頑張りたいところです。

まとめ

はじめてExcelVBAでプログラミングを学び始めた時に感じた面白さを、仕事で活かせているのは本当に幸せなことです。この1年は導入の1年という感じでしたので、2年目は発展の1年となるよう、プライベートの時間の勉強を増やし、業務でもさらに効率的にできるよう工夫し、精進していきたいです。

目下の目標は情報処理安全確保支援士の合格。残り43日。そして業務で使うLaravelの習得。こちらに取り組んでいきます。

と意気込みつつ、会社で結婚休暇を5日いただけたので、今日から9連休です。この1年、上記のように非常に充実していたため、休む余裕もなく走り抜けた感じでして、この1ヶ月ほど疲れが全然とれません。運動不足も大きな要因でしょう。この連休でしっかり休み、2年目をスタートさせたいと思います。



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