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無痛性甲状腺炎になりながらの未経験WEBエンジニア新入社員生活


はじめに

未経験WEBエンジニアとして働き始めて3週間が終わって迎えた土曜日、内科での血液検査で、甲状腺ホルモンの値が通常より高いと指摘されました。その場合、バセドウ病、および無痛性甲状腺炎の疑いがあるとのこと。せっかく仕事を得て働き始めてのこの告知に、ショックを受けました。

検査結果が出た時は自覚症状がありませんでしたが、そのうち息切れしやすくなったり体がカーッとほてる、なにより精神的に不安定になるといった症状が出始めました。セカンドオピニオンを求めたり、仕事もまだ慣れない中の体の不調は本当にしんどいものがありました。

なにより、まだまだ試用期間。正式に雇用されるか見定められている中の病気というのは、どうなるか本当に不安になりました。しかし、上司の個人面談時にすぐに状況を説明し、検査で早退させてもらうなどさせてもらいました。そして結果、無痛性甲状腺炎という一時的な病気だった(再発する可能性は低くは無い)ため、そのこともすぐ報告。その後は元気になりました。

そんな状態での勤務日誌(?)です。身体と心は辛くても、仕事が面白いことが本当に幸運でした。

作業時間の見積りが難しい(24〜28日目)

勤務24日目。先週は体調崩して早退と欠勤がありましたが、今週はフルで出勤できました。8割自主学習(Wordpressメイン)でしたが、今日まあまあのタスクをいただき、来週はそれができそうで楽しみ〜。私の実力以上のタスクですが、これで更に力をつけたいです。大量にコードリーディングが必要。

勤務26日目。先週末に振られたタスクを昨日一つ一つ見て、できる部分だけやって指導役の判断を待ち、今朝具体的に何をやるかが決まりました。独自システムのカスタムといった感じですが、今日の午前でかなりこのシステムへの理解が進み、実現したい機能の実装ができて大満足。仕事で元気をもらう。

勤務26日目。午後はちまちましたことに手こずり、いろいろと予想以上に時間がかかりました。先輩の実装した機能を他のページにも実装する、というタスクでは40分もがいてもだめで、降参して先輩に聞いたところ、初歩的な間違いをすぐに見つけてもらえました。まだまだ修行が足りない!

勤務27日目完了。今日終わらせたかった3つのタスクのうち、2つは完了、1つは午後全部使っても終わらず。そもそもどういう方向でやっていくかも見えておらず、指導役の方になんども聞きまくってしまった。明日1日使ってなんとか終わってくれたらいいなあ、という感じ。難しいけど悪くは無い進み具合。

勤務28日目午前。今日中に終わらそうと思ったタスクが午前中で完了。かなり難しいかと思ったが、いろいろ試行錯誤してみた結果、シンプルなコードで実現できた。更に工夫してコードの行数を減らせたのでスッキリ。スッキリしたコード良いねえ。午後はこの28日でやってきたことの振り返りをする。

勤務1ヶ月半・試用期間の折り返し(29〜33日目)

勤務29日目午前。暇なときにやることの計画を立てようかと思ったら、案件をもらえた! 3日は暇にならなそう。と喜んだのもつかの間、非常に初歩的なところで詰まってしまったまま午前中が終了。午後一番で速攻で解決してしまいたい。

勤務29日目完了。3ヶ月の試用期間の半分が終わりました。私は働き続ける気持ちしかありませんが、会社側はどう思っているのか!? 心配性なので、正式に契約できる日まではまだドキドキでしょう。今日もコードリーディングが難しくも充実してました。明日は更に作業を進めるぞ!

勤務31日目。月曜日にもらった案件が終わってしまって切ない。案件もらえばもらうほど、分かることが増えて楽しい。新人だからまだ大きな仕事はもらえないのは当然。小さなものを確実にこなして信頼を得て、暇な時間がなくなるほどの仕事をもらえるようになるぞ。今はその前段階なので焦らない。

勤務33日目終了。暇な時間を有意義にする方法を思いついてウキウキした矢先、ほぼ終わったと思った案件で実装し忘れていた機能に気づき慌てて取り組む。CakePHPで初のサブクエリとNOT INを使う。色々悩んで公式ドキュメントその通りにやってあっさり解決。あと無くなった案件が復活して嬉しい限り。

試用期間残り6週間。これから無断欠勤や遅刻でもしない限りは無事終わるとは思う。しかし確実ではない時点で不安はある。この会社で長く働きたいという気持ちが強いので、余計に万が一のことがあるのが怖い。なんとか6週間のりきるぞ!

塾講師→事務職→翻訳含む英文事務→ICT支援員ときてのプラグラミングを使う仕事になったからこそ、今の仕事がいかに面白いか実感できている気がする。最初からこの仕事だったら、仕事のありがたみが小さかったかも。そうなると今までの経験もあって良かったな。

まとめ

仕事の記録を読む限りは、病気で心身が辛いとは思えないほど、イキイキと働いています。仕事に救われた期間だったと思います。

最初の案件を早めにもらった私ですが、その後にコンスタントに案件を貰えていたわけではなく、暇な時間も結構ありました。その間になにか勉強すれば良いと思っても、なかなかモチベーションも保ちにくいですし、勉強する題材も見つけるのに苦労していました。案件の中で扱ったことで分からなかったことを調べたりなどもしていたのですが、それでも暇な感じや、達成感が得られないことに悶々としていました。

その2ヶ月半後にヘビーな案件が来るとは知らずに…。知っていればいろいろ準備しておきたかったです。が、案件をこなしてみないと分からないこともあり。

とにかく、無事体調が回復するまで仕事を継続できて良かったです。

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