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みずうみのようなコーチング

さて、コーチングについて最近感じていること。

目の前のクライアントさんと向き合っていると、ふと見えてくる風景があります。

森の奥の静かな湖。朝日が昇ると、湖面に光がきらきら輝いて、その人の心の響きを映し出しているような水の表情。いろいろな感情を受けとめ、そっと流してくれる。風や生きものたちがつくりだす水面の動き。目を閉じて深呼吸すると、自分の心の動きと湖の微細な動きが調和してくるような、静かな時間。

まるで瞑想しているみたいですね。クライアントさんがどんなことを考え、感じ、表現しようとしているのか。そこにじっと耳を傾ける時、二人で湖のほとりにいるような感覚になることがあります。

一人の静かな時間も好きだけれど、誰かと共に、心や身体や頭の中のゆらぎを感じ、探求していくことも、すごく豊かな時間だなと思います。

年の暮れに思い起こされたのは、湖のような静かな風景でした。

静寂から生まれてくる何かに、これからも好奇心を向けていきたいな。


それでは、ごきげんよう。

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