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クリスマスマーケットで気づいたキャッシュレスの哀しさ

クリスマスマーケットというと、ドイツが有名ですが、スイスにももちろんあります!

クリスマスマーケットとは、クリスマスシーズンに開かれる縁日と想像していただければ(ざっくり😆)。縁日なので、様々なお店が出ています。

先日、お友達のお子さんをお預かりして、一緒にチューリッヒのクリスマスマーケットへ行ってきました。

チューリッヒのイルミネーション

お友達のお子さんはちゃんとお小遣いをもらって、小さなお財布にお金を入れて、「何を買おうかな」、と手持ちの金額と、表示されている金額を見比べて、「これは買える、これは(持っているお小遣いでは)買えない」などど、ぶつぶつ言いつつ、楽しそう。
ちょうど、お金のことに興味が出てきているのでしょう☺️


ところが、今年、2年ぶりにクリスマスマーケットへ行って、初めて気がついたのですが、どの店もキャッシュレスで、現金を受け取る店はありませんでした。
ラクといえばラク。しかし。。。

欲しい光線が出ています

お小遣いをもらって、何を買おうかウキウキしている子供には、残念なことだな、と感じました。

この場合、子供用カードができれば、いいっちゃいいのですが、それにしても、一枚のカードをピッとやって金額を支払うよりも、実際に現金を握りしめて、そこから手渡しでお金を払う、という行為が、お金のことを学び始めた小さい子供には、とても大切なことだなと感じています。

限られた金額の中で、欲しいものを厳選して、そしてものやサービスを受け取る代わりに、「ありがとう」の気持ちを込めてお金と交換する、という行為を肌で感じ取る、ということが、これから少なくなるのかなぁ、と思うと、なんか、残念な感じがしました。

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