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≪わたしごと59≫応援する受信、応援される発信

コピーライターの阿部 広太郎さんのお話が、面白かった。

心に残っているのは "応援する受信、応援される発信" という言葉で、なるほどと思った。

阿部さんはSNSが得意では無かったらしい。私も好きでは無くて、使いだしたのは今年に入ってからだ。長らく会わない知人や友人が、自分の動向を知っているのって妙だなと思ったし、そもそも違う領域の知人に自分の一様な情報が発信されるカスタマイズの無さが、気になる。多様な自分ってどうなるのだろう、と思っていた。

小さい頃から、例えば家族が学校に来ることや、学校の友達が違う所で出来た友達と交わるのにどこかしらの抵抗感があったのを覚えている。私はたぶん、一断片ずつしか見せないタイプだったのだと思う。

しかしどこかのタイミングでふと、匿名である事の価値を考え直したことがあった。発信せず逐一言動を知られていない方が自由だと思っていたけれど、それってもしかしてこれから、逆転するんじゃないか。自分の感じ方を変えてみた方が良いのではないか。発信した事が残って何かが積み重ねられていった方が、私に説明がつくのではないか。

阿部さんが、発信した事が代わりに人と出逢ってくれると仰っていたのは、とても共感するところがあった。実際、新しい人に出逢ったり、逢おうとしている人に過去の記事を読んでもらったり、自分のかけらを手渡すように、こんな人ですと言う事が出来る。

阿部さんがSNSを使い分けて "翻訳" していると仰っていたけれど、たしかにそれぞれ違った雰囲気と合う用途が違う。阿部さんはtwitterをテンション高めで、Facebookをもう少しオフィシャルに、noteとinstagramをもう少しプライベートな感じで発信されているらしい。 

今年から、発信する事をやってみようと決めて、最初、一枚の写真だけそろっとnoteに投稿したときのドキドキ感を想い出す。ただ写真を投稿しただけなのに、何かどっと疲れた。発信する事は、確かに恐い。

それからだんだん分かっていったが、noteは暖かい感じで良いなと思う。それぞれの速さでいられる感じがするし、トゲトゲしていない。私はnoteとinstagramを "発信" に、他のツールを今の所 "受信" に使っている。

応援する受信、応援される発信。たくさんの違った情熱を持った人たちに知り合いたいし、彼らの好きや夢やワクワクや、なったらいい未来への活動を応援したい。そんな人たちに触発されながら、いつも自分のこころと繋がったことを、発信していけるようであればいいなと思っている。

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