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花と緑のコンシェルジュ       ~母のお誕生日~

9月も終わりに差し掛かってきましたね。
花と緑のコンシェルジュ 和田由里です。
昨日は、もうすぐ来る母の誕生日会を市内のホテルに兄弟と集まって食事をしようと計画していた日でした。

両親への誕生日のお祝いの思い出

母の誕生日も父の誕生日も9月。
両親ともそろっていた時には、兄弟で旅行券を買って両親にプレゼントしていたなぁ・・・と思い出します。父は、仕事の出張であちこち行っていたのですが、母はどこかに行きたかったけれど、子供の世話はあるし(うちは5人兄弟だったんです)、あと、父は絶対母一人で旅行などに行かせることを許さなかったので、子育て中は旅行にはなかなか行けていませんでした。旅行券をプレゼントしていたのは、(父も仕事以外で母と旅行したかったようですが。。。)大部分は母のためだったような。。。?今だから言えますが、母だけが旅行に行くなんて!ことは、長女の私にとって、父の世話を私が中心にしないといけないなんて「まっぴらごめん!」だったのです。それなら、二人とも9月の誕生日だし、9月の誕生日は二人にプレゼントするのは、「旅行券」・・・と決めていたのは、実は自分のためだったりもしました(^^;)ゞ

そろって誕生日パーティ♪

でも、父は、53歳で本当に早くなくなってしまいました。それ以降、30年以上、母だけの誕生日を何かしらのお祝いをしています。
旅行大好きな母は、父の逝去後、友達などとの旅行を楽しんでいました。が、今は80歳も越え、加齢によるいろいろな衰えも増えてきました。最近は、自分一人でできていたことが本当に自分一人でできるのだろうかと不安になることも増えてきたようです。
ということで、今年のプレゼントはみんなでレストランでお祝い!、(そして、観葉植物が欲しい・・・と、この二つ)っていうことになりました。

秋の花束

仕事柄(?)、私が調達係とご指名でした。
母もずっと花市場のうちの嫁でしたので、花はまぁまぁ飾っていまして、今も花がなくなったら「買いたい」と思うようです。歳をとると、手を煩わせるのが面倒になるのでしょうか・・・?「よく持つ花がいい」ということが多いです。「菊か・・・カーネーションか・・・」とよく言っていますが、やっぱり季節の花はないとねぇ・・・と、調達係は思うのでした。
花屋さんに「秋の花が入ったかわいくて明るい花束」とリクエスト。受け取った花は。。。

秋の花が入ったかわいくて明るい花束

こんな花束を受け取りましたよ。
バラとケイトウを中心に、小花には秋の七草のひとつ、フジバカマ。あとは草・・・ではなく、草っぽい「ミューレンベルギア」。足元や間にグリーンが。。。入っているかもしれませんが、プレゼントなのであまりごそごそ覗きませんでした。

デザートプレート

レストランからもうれしいプレゼント

レストランに着いたのは、私が一番でした。花束はサプライズなので、スタッフさんにお願いして、預かっていただくようにお願いしていました。特に、誕生日のプレゼントといったわけではありませんが、私たちの会話から、レストランのスタッフさんは、母の誕生日の食事会なんだとわかったようです。
花束は、デザートの前に持ってきていただくようにお願いしました。持ってきてもらうと母の顔もさらに明るくなって、笑顔が出ました。
そして、その直後に運ばれてきた母のデザートプレートに上の画像のようにメッセージがあって、私たちも身を乗り出して見てうれしくなりました。レストランのスタッフさんの気遣い・機転から、こんなサービスをしていただきました。このことをきっかけに、記念写真を撮ったり、スタッフさんに撮ってもらったり。。。さらにいい雰囲気の時間を過ごすことができたんですよ。

プレゼントは「もの」から「コト」や「気持ち」に。

みなさんは、いろんなプレゼントをするときに、「もの」を選びますか?それとも「コト」を選びますか?
私の場合、以前は記念になる「もの」と選んでいた時期もありますが、最近では「コト」や「気持ち」がつたわるだろうと思われるものを選ぶようになりましたね。だから、お食事会とかお誕生日会とかをすることが多いですよ。
最近は「ミニマリスト」といわれる人もいますよね。以前は、みんなが持っている「もの」が欲しかったけど、今は、「もの」はかえって迷惑だったりすることも無きにしも非ず。。。それを避けるには、やっぱり「コト」や「気持ち」が伝わる方を選んでいる気がしませんか?
「地」の時代には「もの」が欲しくなるらしいです。今は、「風」の時代なのだとか。。。「もの」よりも「コト」や「気持ち」を選ぶのは、この風の時代のせいなのでしょうか?「もの」余りの時代でもありますしね。
「気持ち」を伝えるのには、花はもってこいのプレゼントだと私は思っています。花市場の家の嫁に来て、毎日のように花を見ていた母も花束をもらうととても喜びます。

そして。。。サプライズに私も喜ぶ♪

そうなんです。。。見出しのように、私にもサプライズがありました。
実は私も9月生まれ。8月に生まれた妹もいて、母は、二人のお誕生日の機会にディナーをごちそうしてくれました。それで、お誕生日会は済んだと思っていた私にもサプライズがあったんです。
今年の誕生日は、生まれた年も含めると6回目の年女として迎えた誕生日でした。つまり。。。「か・ん・れ・き」(還暦)を迎えました。節目を迎えたということで、妹たちから「じつは。。。」と還暦お祝いの花束をもらいました。思いもしなかったので、とてもうれしかった。

還暦のお祝い花束

作ってあったものから選ばずに、妹が花を選んでくれたそうです。

これから、秋分の日も過ぎて秋も深くなると、仕事で朝早く暗いうちから家を出て、陽が沈んでから帰ってくることが多いことを理由に、鉢植えの植物、特に花壇に植えるような植物のお世話がしにくいって思っていて、苦手に思っています。なので、切花の方を私は好みます。
もらった花束がうれしくてしょうがない、私でした。ありがとう♪

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