久々の1人旅
ボーイズの癇癪に耐えきれず、今回はボーイズ沖縄に置いて私1人で、用事を済ませる為に、東京にきました。のっぴきならない用事は、ここ北千住でありました。
昭和感漂う北千住の町、何気に好きな私です。
空港からバスに乗って直接きました。姉が迎えに来てくれたので、姉も一緒に用を済ませて、北千住の街をフラフラと探索しました。
久々に、大人(姉)とたくさん話ができて、嬉しかったです。考えてみれば、この9月から1人でボーイズのお世話をしていたので、大人との会話なんて全くありませんでした。なので、身軽な私自身になって、リフレッシュ出来ました。
けれど、預けてきたボーイズことが心配たまらないです。
更ちゃんの病気は昔は不治の病でしたが、現代では、治療をすれば90%治癒する病になったそうです。
それでも、(何の病気でもそうだと思いますが)、好中球、免疫力が下がっている時に、感染症に罹ってしまうことは大きなリスクになるのです。
巷にうようよ彷徨う菌やウイルスから出来る限り接触させないように気を配ってあげる必要があります。
その為に出来ることは、むやみに人混みに行かない。多くの人と接触しない。
病気の説明を受けた時に医師から伝えられました。それは、患者本人のことだけではなく、患者に接触する人たち全てに言えることのわけです。
しかし、同時に医師からの説明聞いていても理解を同じく出来ないと患者を守ってくのは大変なことです。
今までと変わらない生活は送れなくてもとにかく大切な命を守りたいいう強い覚悟の上に成り立つものなのです。
例えば会社で、飲み会席で、新しいビジネスを決めてきた人も、飲み会の誘いを断って子供のための時間を作って頑張っている親の姿を目にしたら、その人をハブくこと出来ますか?
病気になったり家族に病人が出来ると、とても孤独な気持ちになります。社会から放り出されたような辛いものです。
それでも、今、この時を乗り越えていけば、と、一歩一歩、前に進んでゆく。そして、頑張った証は、元気な笑顔です。
でも、そう思わない人たちもいるのです。
いつもと同じ、自分は何も変わらず、変わろうともせず、変わったら仕事にならない。飲みの誘いを断れない。断ろうともしない。それについて疑問も持たないような人もいるということです。
家族間の違和感は本当に苦しいです。
なぜわからないの?そして、その周りの人たちも、なぜ平気で飲みに誘えるの?
60年生きてきましたが、私には理解できない人種も多く存在しています。
白血病についての知識は、もちろん無いのです。
小児白血病と、成人の白血病の違いも、医師から説明を受けるまで知らなかったですし『白血病』については、辛く悲しいイメージしか思い浮かばなかったので、何とか払拭したいと血液や細胞の本を読んだり、ネットで検索してみたりと色々読みました。もっと知りたいと思っていた時に、娘からこの本を借りました。
文字も小さく難しそうどったのですが、白血病の始まり検査、治療に至るまで書かれているので、しばらくかの世界に浸りたいと思います。
私が小児白血病をようやく理解できた頃には、更ちゃんは治癒しているような気がします。
それでも、老化した頭に鞭打って、学んでいきたいです。
他にも良い本があったら紹介していただけるとありがたいです。
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