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夢。

昨晩、昔亡くなった友人の夢を見た。

彼は大学の同期だ。くろすけも知っているアイツだ。

仲間内10人程度のうちの一人。なんとなく学科内で分かれていた派閥が幾つかあり、僕らは同じ派閥にいた。

仲が良かったかと言われたら「ぼちぼち」といったところ。

二人で遊んだこともあったし、そのグループで一緒に遊ぶこともあった。

そんな彼の夢を突然見て。朝方少し胸がギュッとなった。

決して悪い夢じゃない。あいつ笑ってたし。

故人のことをとやかく言うつもりもないし、亡くなった後に「仲良しでした」みたいなアピールもするつもりもない。僕と彼の関係は「何となく同じグループにいた。」程度のことだ。

そんな距離感でも、10年越しに突然夢に出てくるってのは

人の死を簡単に受け入れられない自分が居るからなんじゃないかと、物思いにふける。



人生ってのは、運のゲームだと思っている。

どんなに頑張っても、大病にかかって終わりを迎えることだってあるし、努力してない奴が報われないか?と言われたらそうでもない。たまたま成功する人間だって少なくない。

だから、運悪く、たまたま終わりを迎えるのが早かっただけの人だっている。



15歳の時、あと何年生きるのだろう?とふと思った瞬間がある。同時に願望として、何年生きたいのだろう?とも思った。

それから4年後の19歳の時、生きれるだけ生きることを決意もした。

30歳ぐらいで野垂れ死ぬかもなとも思っていた。それはそれで仕方ないだろう。運次第だ。


結果30を過ぎても生きている。どうやら運が良かったらしい。平然と生きている。

大した努力もしないで、普通に生活している。もう、ここから先はボーナスステージなんじゃないか?とすら感じる。

いつ死んだっておかしくない時間だ。タイムアップはいつなのか。そんなの分からない。死期が近いと知っていたら、こんなクソnotoを書いていないだろう。


少し話を戻そう。


今朝、起きて思ったことは、当の本人は「まさかこんな奴の夢に出演するとも思ってなかっただろうに」と。

ただ、人間ってのは多かれ少なかれ、一生消えない記憶がどこかに眠ってて、不意に現れる。
トリガーが何なのかも分からない。
意表を突いたように襲ってくる。

あいつが行った先が、天国だか地獄だか、そもそも魂なんてモノが存在するのかさえよく知らないが

分かってることは、今ここに存在していない人間に何を翻弄されてるんだと。

馬鹿馬鹿しい。脳のメモリを奪うな。元々大した容量じゃないんだから。貴重なんだぞ。



それだけ。それだけ言いたかった。


僕はまだボーナスステージを満喫するつもりだ。
せっかくなら1UPぐらいしてほしいが。
まぁ贅沢は言わない。とりあえず、タイムアップまでは生きるつもりである。


どこかに行ってしまった奴らが楽しめなかったステージに今いるとおもえば、人生も捨てたもんじゃない。

と、散々文句を言わせてもらったが、久々に話せて楽しかったよ。
ありがとう。俺はまだ生きれそうだわ。ラッキーラッキー。


ちゃがね




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