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推しのライブに参戦したらまさかの冷め期がやってきた話

最近、推し活をほとんどやっていない。

情報は一応見るけど何も反応せずにそのまま流しちゃうし、見逃しても別にいいやと思う。

Xの推し専用垢のTLを見るのも数日に1回だし、投稿はもうだいぶしていない。

たぶんこれは冷め期。

その推しの新しいアルバムがちょっと前にリリースされたんだけど、そのときはそればかり聴いてた。
すごい良かったし、好きな曲ばかりだったから。

でも今はそれだけをずっと聴いてるわけじゃないし、初回限定盤のCD&Blu-rayは断捨離で売ってしまった。

音源はPCに落としてスマホにも入れたし、サブスクでも聴ける。
Blu-rayは1回観れば十分な内容だった。

なんでこんなに急に冷めたのかな?と考えてみたけど、きっかけはライブ参戦だったと思う。

その推しのライブには初めて行ったんだけど、なんというか……期待ほどではなかったから。

もちろん悪くなかった、というか良かったところもたくさんあったし、行ったときは楽しめた。声を上げたりもした。

けど、

「これならわざわざライブに来なくても、円盤でいいな」

と思ってしまって。

「ライブに行かないと体験できないスペシャルな楽しさ」が、私には感じられなかった。

ライブ中もずっと「あれ?こんなはずじゃないのに?どうした自分???」と思いながら観て

「うーん……もしかしたらもうこの人のライブには来ないかもな……」と思いながらライブが終わり

「気のせい?それとも席が遠くて顔が見えなかったせい?それとも私のコンディションの問題?疲れてたから?」

と思ってたけど、ライブ参戦からけっこう時間が経ってもそのテンションは変わらず。

またライブ行きたい!とはまったく思えず。

やっぱり気のせいじゃなかったみたい。

私の期待が大きすぎたせいもあるかもしれない。

ファンになってからライブ参戦まで5年以上かかったから、やっと来れた!という気持ちも大きかったし。

行くまでのドキドキ感や楽しみな気持ちもすごく大きくて、その日の仕事もほぼ上の空で、いま思えばライブ中よりライブ前のほうが楽しかったかも。

小学生のときの遠足とか家族旅行の前日、どのお菓子を持っていこうかお店で選んでいるときが一番わくわくした、みたいな感じ。

いまでも、会場に向かうときのドキドキ感や期待感、そのとき聴いてた推しの曲のことも覚えてるくらい。

なのに、その推しのライブにまた行きたい!とはもう思えない。

まさか推しのライブに参戦して、推しへの熱が冷めるとは思ってなかった。

SNSで熱量の高いファンの人たちの投稿を見るのもしんどいから、推し活用の垢はほぼ見てない。

その分の時間が浮いたおかげで他の趣味がはかどって、これはこれでいい。

嫌いになったわけじゃないけど、このまま平熱以下になりそうな気もする。

まあでも、それでいいや。

たまたま今の私と合わなかっただけで、また再燃することもあるだろうし。

ずっと高熱のまま推し続ける義務も義理もない。

低温のまま細々と「まあまあ好き」な感じでも、別にいい。

あとになって「あー、昔はすごいハマってたけどねー」に変わっても、別にいい。

そうやって波がありつつ、なんだかんだと30年近く好きでいるアーティストもいるし。

ただ、いままでいろんな推しに対して冷め期はあったけど、ライブ参戦がきっかけで冷めたのは初めて。

ライブに行ったら普通は「やっぱり好きー!!!最高!!!!!」ってなって、熱量が高まるものだと思うんだけど。
自分でもびっくり。

そういう経験、推しがいる人はみんな通過してきているんだろうか?
それとも私がおかしいんだろうか?

気になるー。

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