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膝の炎症を改善するには?

前述いたしました通り、
膝に水が溜まったからと言って、注射で水を抜くだけでは膝の炎症が取れず
また水が溜まってしまうということを繰り返してしまいます。

また、膝の半月板という軟骨はそのお水、滑液から栄養を得ていますから、
繰り返し膝の水を抜くのは、たとえヒアルロン酸注射と併用したとしても
良いとは言えません。

根本的には、膝の炎症を改善しなくてはいけないのです。

ではどのように改善すればいいのでしょうか?

どうして、膝に炎症が起きてしまうかというと、
関節がスムーズに動いてくれないからです

膝の曲げ伸ばしの時の、引っかかりやぐらつきなどを放置していると
ひざに炎症が起きてしまうのです。

それを治すのはドアのメンテナンスにとても似ています。

たとえば、扉を開け閉めする時、ドアが重くてギーーとイヤな音がする、ガタガタする場合、どうするでしょうか?

扉と枠をつないでいる蝶番に油を点しますよね。
またドアがガタついているときは、蝶番のネジを締めなおします。

そうすると、ドアは音もなく、軽く動くようになります。

膝も同じです。

ドアに油を点す作業が
膝まわりの関節、じん帯、筋肉の血行を良くすること、
ガタつきを治すことが、筋力をつけて、
関節が正しい位置をキープできるようにすることになります。

次回は膝関節をスムーズに動かすためのツボ、
トレーニング法
を解説いたします。


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