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SNSは他人の人生のハイライトにすぎない

LUSHがInstagramとFacebook・TikTokをやめたそうですね。
 
SNSに投稿された
誰かのリア充でキラキラした人生と
自分の人生を比べて

自己嫌悪におちいる人が
増えているからです。

そして、
そのための対策をFB社が
行っておらず、

そんな有害な場所にユーザーを集めるのは
倫理に反するからというのが理由です。

YouTubeとTwitterについては、
改善の姿勢がみられるので
続けるそうです。

入浴剤やボディクリームなどを売ってる
LUSHは、
動物実験反対や、
100%ヴィーガンなど、

「エシカル(倫理的)」な取引を
大切にしているブランドではありますが、

ウン十億円のマイナスになるのに
凄い決断ですよね!

昔、テレビで芸能人のリッチな生活を観て
憧れた人も多いと思いますが、
手の届かない存在すぎて
憧れは憧れのままでいられたはずです。

今はSNSで手を伸ばせば届きそうな
有象無象のインフルエンサーたちが、
キラキラした発信をしているので、
自分も成れそうと思うのでしょうね。

しかしそれは、
他人の人生の
ハイライトにしかすぎません。
とひとこと伝えたいです。

映らないところでは、
地味で映えない作業や
地道な努力をしています。

それをわざわざ伝える必要もないですし、
憧れを生み消費を生むために
発信しているはずですので。

実は僕も昔そう感じた経験がありまして、
いろんなアーティストのライブに行くと、
みんなグッズを買ったり歓声を浴びせたり
していますが、

ふと冷静に、
尊敬と憧れと悔しさを感じている
自分がいるんですよね。

・なんで自分はステージ側にいないんだろう…。
・この人たちは大晦日も仕事しているのに自分は暇している…。

それがポジティブな方に働くと
元気をもらえ、
努力しようとなるわけです。

しかしネガティヴな方に働くと、
自己嫌悪になり場合によっては
自殺や自傷に繋がることもあるのでしょう。

ポジティブな見方が出来ない人は
SNSを見ない方がいいですね!

と、斬り捨てることは
簡単ですが、

SNSが天下を統一し、
決して繋がらなかったはずの人と人を結んだ。
それはポジでもありネガでもあります。

どんな形だって、
繋がることをポジティブに捉えるならば、
自己嫌悪だって共有する事でポジティブに
変えられるはずです。

そして今後メタバースなどで、
よりリア充化が進むSNSの未来に、

いつでも帰れる第二の実家のような
逃げ場所としてのSNSが
ひとつあってもいいんじゃないか
そう思います。

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