はじめに
養生をもっと身近に
私がやっている推拿というものは、漢方、鍼灸と並ぶ中国三大伝統療法(中医学)のひとつで「未病を癒す」「養生する」ということを、とても大切に考えています。
「しんどくなる前にケアしてくださいね」みんなそんなことを言われなくったってわかっている。でもそれがなかなかできない(汗)どうしたらもっと当たり前のように養生が出来るようになるのだろう?と考えていた時、目に留まったのが「カレンダー」でした。
カレンダーのように、毎日目にするものに「この時季はこんな養生をすればいいですよ」そんなことが記してあれば、養生がもっと身近になるのではないか?そうだ!養生カレンダーを作ろう!!
そうして制作しはじめたのが「ゆらね養生暦」です。
暦(こよみ)は、日読み(かよみ)
自身の作った養生暦は、旧暦(太陰太陽暦)を採用しています。現在は新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)での生活のため、馴染みもなく、使い方(読み方)がよくわからない、という声も聞かれます。
ということで、このマガジンでは、旧暦の読み方や、旧暦によくある素朴な疑問などを、毎月お届けできればと思っています(全12回)
暦(こよみ)は日読み(かよみ)と呼ばれるように、その日の様子を知らせるツール。その日の読み方に精通していたものが(日知り)が聖(ひじり)とされました。
旧暦を読めるようになれば、あなたも今日から聖人に。どうぞゆるくお付き合いください。
旧暦入門~今日からあなたも陰陽師
奈良・平安時代には「陰陽寮(おんようりょう)」という役所に「暦博士(こよみのはかせ)」と呼ばれる部署があり、そこで毎年の暦を作成したり、暦生(れきしょう)というお弟子さんたちに、暦のことを教えていました。
平安中期から徐々にこの体制は崩れていき、以後日本の暦は安倍(のちの土御門家)・賀茂両家で作られていくこととなりました。そのため後世において、暦博士という名称は「陰陽師」のことを指す名称ともなりました。長々となりましたが(汗)そんな経緯で今回のマガジンのサブタイトルに「陰陽師」という語を使いました。
暦とカラダのお話会 〜自然に添って、暮らすこと
旧暦、祭事、旬の野菜、ツボのことなど、季節に添った養生法をお伝えしています。
聞きたい方と話せる場所があれば、お店、サロン、ご自宅など、どこへでも伺います(Zoom等も応相談)ご興味があれば、お声掛けください。
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