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連載小説

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#文学フリマ

【中篇】 行きたいところ(2)

←(1)へ 「ゆぅこちゃん一月生まれ?」 「理子ちゃんは?」 「十二月。トルコ石だよ」  …

泉由良
4年前
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【中篇】 行きたいところ(1)

行きたいとこに行けば たとえば心の 海峡や砂漠などを超えて モンゴルの風を追い風にして ア…

泉由良
4年前
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【連載短篇】夢想の法則(3)

(全3話・短篇小説 / 原稿用紙13枚)→(2)へ戻る 3) kosmos 「ドクタKRMッ!」  …

泉由良
5年前
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【連載短篇】 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(4):最終話

(全4話・短篇小説 / 原稿用紙13枚)→(3)へ戻る    □  私は部屋を出て、白い廊下…

泉由良
6年前
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【連載短篇】 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(1)

(全4話・短篇小説 / 原稿用紙13枚)    ○ 「これってどういう意味なのかなー」  と、…

泉由良
6年前
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【連載短篇】 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(2)

(全4話・短篇小説 / 原稿用紙13枚)(1)へ ⇔ (3)へ    ■ 「蒼也くん、ミルク…

泉由良
6年前
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【連載短篇】 アイネ・クライネ・ナハトムジーク(3)

(全4話・短篇小説 / 原稿用紙13枚)(2)へ ⇔ (4)へ    □  朝はいつもだるい。白い寝具にかおを押しあてて頭痛を堪えていると、ノックの音がしていつもの声が聞こえた。 「赤岸さーん」  習慣化した呼び声。 「起きてくださいね、赤岸さん」  起きてるわ、と、あたしは心のなかで呟く。でも、のどが気持ち悪くて声が出ない。  昨日一緒のベッドに並んで手を繋いで眠っていた筈の蒼也くんは、朝にはいなくなっていた。音を立ててカーテンが開かれる。朝の光が窓ガラス越し