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群馬の村から有楽町へ。入社2年目の前島花音アナウンサーが思う有楽町の豊さ

ニッポン放送で40年近くラジオに携わってきた上柳昌彦アナウンサーが、東京・有楽町に関わる様々な人をゲストに迎え、有楽町の魅力やそこで生きる人の思いを聞くポッドキャスト番組「有楽町ひとさんぽ」。

今回のゲストは、群馬県桐生市育ち、入社2年目の前島花音アナウンサー。群馬県の村から有楽町に出てきて1年5ヶ月の前島アナが感じる、有楽町の魅力について語り尽くしてもらってます。

前島アナウンサーが生まれ育った群馬の村?

どういうところで生まれ育ったんですか。

今は桐生市として合併されているんですが、元々村だったところです。電車も2両編成のトロッコのようなものが走っていました(笑)その電車は電子 IC カードが通用しないので、定期券も手書きでそれを見せて電車を乗り降りしてました。

やっぱり村全体で顔見知りなんですか?

そうですね。定期券見せなくても「あぁ、前島さんちの子ね」って対応してくれますね。ちょっと遅れそうになって走ってると「あ、花音ちゃん走ってきた」って電車待ってくれるような、田畑しかないんですがあたたかいところですね。

上京してきて有楽町の印象

勤め始めたときは有楽町という街にどういう印象を持っていましたか?

率直な感想を言うと「わ〜!都会〜!」って思ってました(笑)
ドラマとかラジオとかでもビジネスマンといえば有楽町みたいな印象があって、ビルがたくさん建っていて、丸の内の仲通りだったり、飲み屋だったり、自ら触れることがなかった場所に自分がいると言うのがなかなか慣れることができなかったですね。

そこから1年過ごして慣れましたか?

そうですね。ちょっと慣れたのかなと思います。 最初は慣れてなかったので、お昼さえもどこで食べていいのかわからなかったんですよ。最近はコロナ禍で外で食べることは減っちゃいましたけど、テイクアウトのお弁当を出してくれるところで購入して、会社に戻って食べることもあれば、気分転換のために日比谷公園で食べる時もあります。

前島アナウンサー、有楽町の思い出

有楽町で働き始めて1年5ヶ月ですが、思い出の場所はありますか?

やっぱり日比谷公園ですね。アナウンサー最終試験の時から日比谷公園が忘れられない場所になっていまして。最終試験で面接官の反応があまり良くなかったので、絶対に落ちたと思ったんですよ。そして涙を堪えながら日比谷公園に行って、「私が有楽町に来られるのは今日で最後なんだ。」って思ったらワーと涙が出てきて、日比谷公園をスーツとヒールで6〜7周も歩きました(笑)

アナウンサーになろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

元々そのアナウンサーってすごくかっこいいなと思ってたんですけど、ずっと自分とは縁が遠すぎる夢のまた夢の存在だと思っていて、全く違う職業を受けてインターンもしていたんです。でもいざその企業の内定が出るとなった時「これでいいのかな」と自分の中で突っかかるところがあって。挑戦しないで後悔するよりも挑戦して後悔したいなと思ったので、アナウンサー試験を受けることにしました。

有楽町の豊かさとは?

有楽町を歩いてみてどう感じましたか

どこまでが有楽町でどこまでが有楽町じゃないみたいな境目を自分でもよく分かってなかったんですが、日比谷公園がもともと海で海苔を干していたことなど、元々土地がどういうところだったのかという変遷を知ることができたのは新鮮でとっても楽しかったです。

有楽町の豊かさはなんだと思いますか?

他の街に比べて働いている方をより身近に感じることができるというのがいいところかなと思いますね。

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全編はポッドキャスト「有楽町ひとさんぽ」で公開中
前島花音アナウンサーがご出演の「有楽町ひとさんぽ」はポッドキャストで聴くことができます。全編無料です。​

「有楽町ひとさんぽ」は、有楽町の街の新しいテーマソングを公募するプロジェクト「有楽町うたつくり計画」と連動した超ローカルポッドキャスト番組です。有楽町で働く方、生きる方をゲストに迎え、街の魅力や歴史、展望などを伺っていきます。

<有楽町ひとさんぽ>
毎週月曜日、最新エピソード配信予定。
「有楽町うたつくり計画」公式サイトほかポッドキャストで聴取できます。​

<有楽町うたつくり計画>
有楽町の街の新しいテーマソングを創り上げる楽曲募集企画。
一次審査通過者は、音楽プロデューサー・本間昭光さんとのワークショップを通して、楽曲をブラッシュアップし、有楽町の”まちうた”をつくりあげていきます。詳細は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.1242.com/project/yurakucho

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