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貯めて、放つこれを毎日(電験二種電力管理R4問1)

今年度の忘れ物その1。
検算検算しつこく言う意味がよくわかる。

今回はコチラ

実物持ってくるの忘れたので画像は後で差し替えます。差し替えました。

後のない追い込まれた状況、2回目の2次試験。

マジで手が震えました。

問題の感想としては

ぱっと見簡単そうでちょっと考えるけど、まあ解ける問題かと。

というわけでいつも通りに丁寧に書いていく。

水力発電出力の公式。

これはまあ三種でも使う公式だし覚えてしまっただろう。
あと注意点としては記述式の試験になりますので勝手に公式を使わない、勝手に文字を使わないことです。
ちゃんと〇〇の公式を使います、〇〇を〇〇と置きますと一文入れておく。

問題に戻りまして、とりあえずこの式をオフピーク時とピーク時で分けてみる。

流量以外がわかっているので、問題となるのは流量である。
なんだか某構文みたいになってしまったな…

まあこの問題のキモは流量を求めることと言っても過言ではないであろう。

では各時間の流量がどうなっているのかを問題文より読み解いていく。
まずは自然流量の時を考える。

斜線部分が24時間で流れる総流量。
越流させないとのことなのでピーク時オフピーク時で流量が変わろうとも総流量は変化しない。
では総流量を計算してみる。

1728000㎥、想像できない量ですね。
これをピーク時オフピーク時に分配していくイメージ。
問題文より貯水できる量は180000㎥。
ピーク時、つまり16時から22時の間に180000㎥も流し切る。
図にすると

緑エリアと赤エリアを足し合わせると16時から22時までの総流量となる。
これを1秒あたりの流量へと変形していけばピーク時の流量が求まる。
計算していくと

ピーク時の流量は28.333となる。

余談ですが計算途中の有効数字は5桁くらいを目安としている。
結構忘れるので円周率で言うと3.1415と覚えている。
このくらいでやっておけば最終的に指定がない限り有効数字3桁で解答するので誤差が減る。

次にオフピーク時を考える。
総水量が変わらないということは22時から16時の間で緑エリア分を貯めなければならないということになる。
これも図に書き込む。

イメージ的にはこんなものだろう。
で、一体いくらなの?となるので少し図を戻して

24時間の総流量から緑エリアと赤エリアを引けばよい。

オフピーク時の総流量が計算できたのでこれを1秒あたりへと変換する。

ここ非常にミスが起きやすいです。
というか私はここでやらかしました。

いや、もうね自己採点してた時頭真っ白になりましたよ。
ここでやらかすかと。
この後の計算でオフピーク時の出力を出しますが当然答えが合わず、しばらく何も考えたくなくなりました。

話を戻します、オフピーク時の流量が出たのでとりあえず図を完成させます。

ここまでくればあとは出力の公式に代入していくだけです。
計算すると

よって答えは

オフピーク時:8100[kW]
ピーク時  :14200[kW]

となる。

一問30点の配点で予想でしかありませんが私の得点は20〜25点くらいかなと思っています。
25はだいぶ甘めに点数つけた結果ですが…

18時間を16時間にしただけでほぼ満点を逃したのは本当に痛い。

検算はしようねって教訓です。

あとがき

昨日の試験はこれ教訓にして2回くらい確かめてます。
それにしても二次試験の問題は一問一問の消費カロリーがエグいエグい。
消費時間もイラストも文字量も倍以上に増えたんだが…笑

これがあと5問ありますが間に合うのかこれ?
というか論説問題どうするよ??

ま、まあとりあえずなんとか投稿します笑
ではではまたお付き合いお願いします。

あ、ちなみに今年は水力発電の問題出る確率低いのでよろしく。

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