サインしたと思ったらコサインだった(電験三種機械H22問15)

サイン、コサイン、ターンジェントぉ

今回はコレなのだが…
今一通り見直した結果、何が間違っていたのかすぐにわかってしまった。
sin30を√3/2で計算してしまったのである。
まあ持ち時間90分で焦った結果、こうなることはあり得るので見直しすることをオススメする。
6割越え余裕ならいいがその付近でこれやらかした時の絶望感は半端ないからね。

(a)について
同期機はベクトル図描いて三平方の定理すれば大抵なんとかなる。あ、あと等価回路も描く。
1相分の等価回路は殴り書きが上にあるがちゃんと描くとこんな感じ。

今回は同期発電機なので200Vがなんやかんやあって173Vまで減って出力されるといったイメージだろうか。
そのなんやかんやを図にすると

リアクタンスだけだから楽ですなぁ、抵抗とか電流の進み、遅れがあるともう少し複雑になる。
この先の問題にあるかな?
発電機と電動機が似た形なので私はよくベクトル図を間違う。落ち着いて意味をよく考えるように注意する。

(b)について
同期機で電力ならこの式を使う。

負荷角は誘導起電力と端子電圧の位相差ね。
さっきの三角形を再利用すると

51.9kWより一番近いのは52kWとなる。
落ち着けばこんなもん。
焦ると上記の通り、cosにした上に数値が合わないからといって1相分の数値で誤答する羽目になる。

あとがき

まーた、凡ミスじゃないか!(怒)
ミスをしない人間はいないとはいえ、この体たらくは情けなくなる。
まあ極度にミスを恐れると雁字搦めで進めない、何も見えないなんてことが起こり得るから追い詰めすぎても良くないけどね。
このミスを繰り返さないためにどうするか、これが重要。
なんか偉そうに言ってる気がしますが自分に言い聞かせてるだけなので(笑)
そんな感じでまた次回、いよいよ問題のパワエレです。
ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?