答えは割とその辺にある(電験二種電力管理R4問4)

あ、電力管理は6問中4問を選択するやつなので問3はやってないです。

停電して作業する機会がなかったらこの問題も全然わからなかったなぁ。

今回の問題はコチラ

問題文短かっ。

これも最初に問題をなんとなく読んだ時はそれなりに書けると思った。
でもまあ文章にするって難しいよね。

それでは早速比べるため書いていく。
⑴について公式解答より

  1. 受電設備容量300kV・A以下の主遮断装置には、高圧限流ヒューズ(PF)と負荷開閉器(LBS又はS)を組み合わせた方式が用いられる
     地絡事故が発生したときは地絡リレー(GR)又は地絡方向リレー(DGR)で検出し開閉器をトリップさせ、短絡事故のときは短絡電流が大電流であるためPFで遮断する。

  2.  300kV・A以上の主遮断装置には、真空遮断機(VCB)などの遮断器(CB)と地絡・短絡などのリレーを組み合わせた方式が主に用いられる
     地絡、短絡などの事故、あるいは過負荷が発生したときは、GR又はDGR、過電流リレー(OCR)などで検出しCBを遮断させ設備を保護する。

こうまとめるとそんなに書けてなかったのがわかる。
とにかくLBS方式とCB方式があるのはわかっていたのでそこから切り崩していった。
1に関しては130字書けなかったが、2に関してはこれ以外にVCBのことを知ってるだけ書いておいた。
甘く見積もって点数的には5点かね・・・

⑵について公式解答より

  • DGRは、零相電圧検出機(ZPD)で零相電圧(Vo)、零相変流器(ZCT)で零相電流(Io)を同時に検出する。また、VoとIoの位相から地絡電流の方向を判別することで、地絡事故が自家用構内側か構外側か区別している
    GRは、ZCTのみしか使用していないため、一定以上のIoが流れた場合に地絡事故の判定をする。零相電流の値のみのため、誤作動の可能性がある

こっちは1よりはまだマシかな?
位相差で区別している話とそうじゃない場合の話を自分なりにまとめたとは思うがどうだろう。
各種測定機器のことは特に書かなかったのでここがかなりの減点対象になってしまうか悩みどころ。
1よりマシな点で7点くらいと予想している。

⑴、⑵の合計で30点中12点くらいでしょうか。

あとがき

正直な話、論説でそんなに点が取れないのは想定内、できるに越したことはないけどね。

ZPDもZCTもPFもVCBも点検、清掃したことあるんですけどね(笑)
リレー試験も横で見ていることあるし、まあその中身は大してわかっていないですが。

ちゃんと実務が回答になってるんだよなぁと思わされる問題でした。

次が1番問題かな・・・
頑張って向き合いましょう、ではでは。

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