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半分の半分の半分の半分(電験二種理論H24問6)

電車でiPadに書き込むのはどこかしら痛める

問6 直流回路の問題

なんというかパズルみたいな問題。

⑴、⑵について。
まずは合成抵抗を求める。

並列の合成抵抗は同じ値なら半分になる、というのを頭に入れると早くこの問題を解ける。
全体の抵抗がわかったので電流I1を計算する。

まあ、ただのオームの法則ですね。
並列の抵抗値は同じ値なのでここから電流は半分に分かれます。

V1はRのみにかかる電圧なので計算すると

以上より⑴の答えは(ル)、⑵の答えは(ハ)となる。

⑶、⑷、⑸について。
先ほどの考え方が重要になる、抵抗を端から合成していくと最終的に図1と同じ回路図になることがわかる。

電流が求まるのと並列が全て同じ値なのがわかる。
何が言いたいか図に書き込むと

この繰り返しができるので枝分かれする時電流は半分になるということが言いたいのである。
すると全箇所の抵抗に流れる電流がすぐにわかる。

情報が出揃ったので各値計算していくと

オームの法則で簡単に答えが出る。
以上より⑶の答えは(ト)、⑷の答えは(ワ)、⑸の答えは(ニ)となる。

あとがき

なんというか、面白い問題て感じですかね。
簡単そうに見えても初見だと面食らったりしますので油断はできない。

あと初見時にその場で考えるとその考えでいいのか疑って時間かかりそう。

過去問で考え方を消化して本番時間をかけないで解くのが理想ですね。

次も頑張りましょー
ではでは。

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