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No Man's Sky:1844京の星が待つ宇宙
こんにちは、暑い夏が続きますがいかがお過ごしでしょうか。自分は相も変わらずゲーム三昧の日々です。
夏といえば、「あれがデネブ、アルタイル、ベガ……」と歌うように、宇宙に思いを馳せるのにいい季節です。ということで、お盆の休暇中に宇宙を感じられるゲームとして「No Man's Sky」をプレイしました。今回はその感想記事になります。
すっげえ広い宇宙
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宇宙船で惑星が色めく宇宙を行ったり来たりする本作ですが、まず驚いたのはとにかく広いところです。公式曰く、1844京6744兆737億955万1616個の星があるようです。地球人1人あたり約24億個の星を割り当てられる計算になりますね。
星一つひとつもかなり広く、すべての星を合計すると2019年の時点で317”垓”平方キロメートルだと言われています。東京ドーム換算するととんでもないことになりそうです。とにかくスケールがデカイ。
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星々にはそれぞれ特徴があり、地球に似た「海と島の星」だけでなく、「熱湯の雨が降る星」や「夜に光る花畑がある星」、「地表に泡が浮いている星」なんかもあります。極彩色のデザインも映えていてスクリーンショットが捗りました。スクショマニアの自分にはたまらなかったです。
しかも、各星には強化アイテムの素材や宇宙船の燃料になるような資源だけでなく、古代遺跡や墜落した宇宙船、開拓基地なんかもあります。センサーを頼りにぶらぶら歩きまわり、ゴミ拾いに勤しむのが楽しかったです。
ゲーム性は全体的に”浅い”
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スクショ映えがしてぶらぶら歩くのが楽しい本作ですが、肝心のゲーム性、つまり頭を捻ったり試行錯誤したりする部分は全体的に”浅い”です。宇宙船やマルチツールのカスタム、基地建設、戦闘、貿易、ペット育成などなどコンテンツの量は結構あるんですが、発展性がほとんどないんですよね。
マルチツールを例に挙げると、カスタムすると銃の威力が上がったり採掘が早くなったりするんですが、上昇幅が微妙です。できないことができるようになるカスタムもごくわずかなのですぐに天井が見えてしまいます。ほかのプレイヤーの感想で「40時間ほどで飽きてしまった」という意見がありますが、なんとなくわかる気がします。
自分は友人と遊ぶつもりで購入したんですが、マルチプレイも浅めです。ネクサスミッションというマルチプレイコンテンツがあるんですがそれだけです。一緒に基地を作ったりストーリーを進めたりするのはサーバーやマルチプレイの仕様上難しいです。とても残念。
ストーリーと世界観は硬派
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本作は宇宙船で黙々と探索する以外にもメインミッションとそれに連なるストーリーがあります。これが思ったよりもよかったです。
ゲック、ヴァイキーン、コーバックの3つの種族の起源、トラベラーとは何か、アトラスとは何か、「16」とは何かを紐解くストーリーは古き良きSF小説を思わせるものでした。所々に出てくるフレーバーテキストもおどろおどろしくて宇宙の怖さを感じさせるものでした。
宇宙は変化し続けるか?
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本作は1844京の星々以外にも、度重なるアップデートによって常に評価を高めてきたゲームとしても有名です。2016年の発売当初、Steamのレビューは「ほぼ不評」でしたが、2022年現在は全期間で「やや好評」、最近で「非常に好評」になっています。こんなゲームは中々ありません。類を見ないと表現してもいいでしょう。
なので、ひょっとしたら今後のアップデートでコンテンツに深さが生まれて、より面白いゲームになるかもしれません。これからのアップデートに期待です。
ハードコアゲーマーのプレイに堪えられるようなゲームではありませんが、宇宙を気ままに冒険するにはかなりいいゲームだと思います。気になった方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
では、また。
ゲーム代やお供のお菓子やドリンク代にかわります