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英語メールで Taro-san と敬称をつける文化

とあるグローバル企業で働いているのですが、海外の方から届くメールで、日本人宛てのときだけ Taro-san のように敬称がついていることにものすごく違和感を感じます。

太郎さんと敬称をつけるのは日本の文化に閉じた話であるはずなのに、なぜアメリカやオーストラリアの方が -san つきでメールを送る必要があるのでしょうか。日本人の名前には -san をつけるのがルールだとか、そういう暗黙のルールが伝わっているんですかね。

正直、私としては海外の方に名前を呼び捨てにされたからといって失礼だとは全く思いませんし、そういう面倒なルールなしで、簡潔に書かれているメールのが良いと思います。

普通に書いたら Hi Taro, could you confirm the message from Eri? で済む話が、Hi Taro-san, could you confirm the message from Eri-san? みたいに長くなりますし、日本人以外の名前には -san をつけるべきか、相手に返信をするときに相手の名前にも -san をつけるかといった、いらない悩みが増えるわけです。

もちろん英語でも Mr. とか Ms. とか、英語の授業で習ったような敬称はあるんでしょうけど、社内メールやSlackで使われているのは一回も見たことがないです。

とまぁ -san 不要説を唱えたわけですが、-san があって良かったなと思ったケースが1つだけありました。それは、日本のお客様と自社の海外のメンバーに宛てた英語メールを書いたときです。普段はXX様と呼んでいるお客様を突然敬称なしの名前呼びするのは勇気が要る(というか失礼と思われかねない)ので、Tanaka-san とか書けるのは便利だなと思いました。

そういう意味では海外のメンバーも同じで、失礼と思われるリスクをとるなら -san くらいつけておくか、と思っているのかもしれませんね。失礼な英語書いてないか、誰か教えてください〜。

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