見出し画像

夏だし、ブルーハーツ/ハイロウズ/クロマニヨンズを聴こう

中3のとき、『人にやさしく』というドラマが月9ではじまり、ぼくはどっぷりとTHE BLUE HEARTSにはまった。ドラマの主題歌だった『夢』や挿入歌だった『人にやさしく』『終わらない歌』『ロクデナシ』『英雄にあこがれて』という曲の持つ社会批判精神と、遅れてきた中二病がリンクしたものと推察される。

好きなバンドと言えばミスチルとスピッツ、人生のベストアルバムは『Q』と『隼』という人生が一変し、生活の中心がヒロトとマーシーになった。既に解散していたブルーハーツのライブを目撃することができなかった自分に失望し、活動中だったTHE HIGH-LOWSの動向を注視した。注視した結果、超名曲『十四才』を14歳の時に聴くチャンスがあったのに、それができなかった自分にまた失望した。

人生ではじめて行ったライブは地元滋賀で行われたTHE HIGH-LOWSのラストツアーで、今度はぎりぎり間に合ったことに安堵した。生で観るヒロトが想像以上に小刻みに動いていたこと、滋賀にハイロウズファンがたくさんいてうれしかったこと、『十四才』をやらなくて残念だったことを覚えている。もちろん、めちゃくちゃかっこよかった。

現在活動中のクロマニヨンズももちろんかっこいい。50超えたおっちゃんのやってる音楽とは思えない。まずは『タリホー』、『�ナンバーワン野郎』あたりからぜひ。

ヒロトのソロもすばらしい。『真夏のストレート』は、夏になると必ず聴くようにしている。今年ももう10回ぐらい聴いた。歌詞が最高だ。

明日こそはとつぶやいて 泣いたのは一昨日だった
明日なんかもう知らないよ 今日の勝ち

歌詞で言えば、ハイロウズ時代の『即死』も出色。

何が正しいか知らない何が楽しいか知ってる
何が楽しいか知ってる

みんなもっとヒロトとマーシーの音楽聴こう。夏だし。あと、クロマニヨンズのライブはまだまだ観れるので、ぼくみたいに後悔する前に行こう。ぴょんぴょんはねる54歳観てるだけで、元気になれますよ。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議