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境界性パーソナリティ障害と私①

2023年11月から長い抗うつ状態に陥った。治療の中で明らかになったのは、境界性パーソナリティ障害(Bordered Personality Disorder, 以下BPD)の疑いだった。

2023年末、日常生活さえ難しく、一分一秒を(生きて)過ごすことが苦しかった。一秒ごとにナイフで削られるかのように痛かった。抗うつ剤は効いているかわからない。ただ、激しい眠気と倦怠感で脳がいつものように動かないことを自覚する。

2024年1月、親しい人間関係の経営が難しくなり、ほぼ全ての関係を断ち切った。大切にしてくれた方々が、それらを「断ち切ってくれた」と表現する方が正しいかもしれない。生活は変わらず困難だったが、前に進もうと決心した。

2024年2月、数回試みた認知行動療法は、乾ききっていない傷を抉るかのように痛かった。けれど、境界が曖昧になる関係性から遠ざかり、新しいことに挑戦しようという戦略が功を奏し、いつもの自分に戻れた。

2024年3月、まだ自分のことで精一杯だけど、いろんなことを受け入れられるようになった。これまでの居場所を離れ、春から進学するという事実も憎らしくなくなった。これまでに傷つけられたことにも、犯してきた間違いにも感謝できるようになった。

2024年4月、正直言って、今の私の世界の8割は自分しかない。外の世界を受け入れられるキャパシティーは20%だけ。少しずつキャパシティーを増やし、新しい生活に慣れたら、4月末からは人間関係の許容範囲を増やすための取り組みを始めようと思う。

まだまだ長い付き合いになりそうだけど、 BPDは克服が不可能じゃないから「障害」との名がついている。I won't give up on myself.

Stay tuned for my future update ;)



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