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【子どもに効いた絵本】#9 あきらがあけてあげるから

あきらがあけてあげるから


最近次男がよくリクエストしてくる
お気に入りで、
私も個人的に大好きな一冊。

最後の部分を読むと毎回必ずウルってしてしまう。

主人公の幼いあきらが、
大きくなったら色々なものを開けまくりたい!と夢みるストーリー。

息子から、「これあーけーてー」
とお願いされるのも永遠じゃないんだなーと再認識する。

気づけば小学生の長男からは
「あけてー」なんてほとんどお願いされてない気もする。
ハイチュウの包みを最後に開けてあげたのはいつだろう。

アイスの袋も、
缶ジュースのプルタブも、
歯磨き粉のキャップも。

目に見える成長って
まだ出来ない時は助けなきゃって
意識してるけど、
ひとりで出来るようになったらそれが当たり前になって、
親のタスクがひとつ減る。

でも実は『タスク』じゃなく、
今だけ出来る『プレミア』
なんだと教えてくれる。

毎日の忙しさがフィルターとなり
見えてなかったり、忘れたりしたものを取り戻させてくれる一冊です。

ヨシタケ先生の本は、
あの愛らしい絵がまず
目の前のアリーナ(子ども)を
魅了して。

次に文章やストーリーが
それを読み聞かせしてる、
スタンド(親)の心を
くぅーって掴む。

そして、膝の上にいる子どもを
ぎゅっとせずにはいられなくなる。

息子達よりも、
ヨシタケ推しなのは、
この私です。


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