《PJCS 2023 13戦10勝3敗 Day2 25位》 ポケカ歴1年3ヶ月の 一撃ルギア 解説!
1.はじめに
この記事にアクセスして頂きましてありがとうございます。
初めまして、ゆう/Yu と申します。
これまでのカードゲーム歴は
遊戯王 (小学校~高校1年生まで)
デュエル・マスターズ (小学校~中学1年生まで)
現在は
ポケモンカード (2022.03.07~) のみとなります。
noteを書くのは始めてですので、至らない点があるとは思いますがご了承の上ご覧ください。
2.環境分析 と デッキ選択
PJCS直前の環境を大会結果や話題性から以下の様に分析をしました。
No.1 サーナイトex、ロストギラティナ
No.2 アルセウスギラティナ、ルギアVstar
No.3 ロストバレット、ミュウVmax
No.4 パオジアンex、ミライドンex
太字のデッキが、多くの方がPJCS本番で使われるであろうデッキと予想をしました。
まず使用する上で考えたことは
《頂への雪道》、《ジャッジマン》、《ナンジャモ》に対する耐性
次に考えたことは
《サーナイト》、《ロストギラティナ》に強く出られるあるいは勝てるデッキ
最後に考えたことは
行動が《シンプル》かつ、《安定性》があることです。
デッキ候補としては以下の3候補でした。
・アルセウスギラティナ
・ロストギラティナ
・一撃ルギア
アルセウスギラティナ
強いと思っている点
《アルセウスV》スタートからのエネ手張り目標というシンプルさ
《トリニティチャージ》or 《トリニティノヴァ》でのエネルギー加速
《ギラティナVstar》による280~310ダメージ
《頂への雪道》×《ジャッジマン》によるメタコンボ
《アルセウス》×《チェレンの気配り》による耐久
《ホシガリス》×《ビーダル》によるドローサポート
デッキ選択に至らなかった理由
・アルセウススタートが出来なかった時の動きの遅い点
・ミュウやルギアに比べて爆発力が地味な点
→ それをカバーする妨害力ピカイチ
・個人的に先行がとれないとキツいと思っている点
アルセウスギラティナ自体の使い込みとしては、身内と対戦している時に
使用し回していた程度ですが、レギュレーション変更後にシティS3(Best 8)と宮城CL(3-3)で使用していたデッキがアルセウス白馬でした。
個人的にアルセウスギラティナは、白馬型の上位互換だと思っております。
ただ、ミュウやルギアに比べて動きが遅いと感じることがややありました。
特に先行2ターン目あるいは後行1ターン目でアルセウスVが気絶させられる事があるあるで、そうなってしまうと中々返すのがしんどくなる印象でした。
ドラピオンVのおかげでミュウにカウンターが出来るものの、爆発したルギアを捲るのはほぼ困難でした。
※現在はミュウやルギア相手にミカルゲを使う事が出来る様になりました。
ミュウやルギアに関しては、PJCSでは使用者が多いと考えていたため8勝しなくてはいけない事も考え使用デッキとしての選出を見送りました。
ロストギラティナ
強いと思っている点
・単純な《ロスト》関連のカードの強さ
・《ヤミラミ》《ウッウ》《かがやくゲッコウガ》による雑魚処理
・《スターレクイエム》による問答無用気絶
・《ロストインパクト》による高火力
・《頂への雪道》の被害がほぼ皆無
・《頂への雪道》×《ツツジ》が強い
デッキ選択に至らなかった理由
・ロストを使って最大10戦を戦い切る自信がなかった。
・制限時間25分の間に決着がつくのか不安だった。
→ 特にサーナイト相手の場合(練習の時ギリギリでした)
・手札干渉が物凄く刺さって辛い。
・事故でたね切れ負けを見てきた。
デッキパワーとしては、申し分ないデッキだし
《頂への雪道》を使う事ができるため環境にはマッチするとは思いましたが
上記の理由で使用デッキとしての選出を見送りました。
個人的に、ルギアデッキやアルセウス系統のデッキを使用している時に
ロスト相手の勝率が物凄い高いことから、練度の低さからも使用デッキとして
選出することはありませんでした。
一撃ルギア
強いと思っている点
・動きが《シンプル》で《スピーディー》
・序盤以外で《頂への雪道》にさほど影響されない
・最速アッセンブルスター(2ターン目)を決めればほぼ勝てる
・イシヘンジン(いちげき)、イベルタル(いちげき)による小回りと弱点マッチ
・ルギアVstarによるたねV、たねex狩り
・バンギラスVによるHP220~320狩り
・対応できる相手の《幅広さ》
辛いと思う点
・先行が絶対に欲しい(対面によっては後攻でもどうにかなります)
・一向に《アッセンブルスター》が使えない事故
・《ミラーマッチ》あるいは《パオジアン》との不毛な争い(先に殴ったもん勝ち)
選出理由
・使用していて《ロストギラティナ》、《アルセウスギラティナ》に勝ち越しをしている点。
・《サーナイト》、《ミュウ》に対しても弱点つく事ができ、自分の中でしっかりとしたプランを確立出来ていた。
・《ミライドン》、《パオジアン》に対しても、自分の中でしっかりとしたプランが確立出来ていた。
上記3つのデッキを比べたところ、私の環境分析にもっともマッチするデッキが
《一撃ルギア》デッキでした。
選出理由まとめ
・《シンプル》《スピーディー》差を兼ね備えながらも、守備範囲の広さ。
・多少《安定性》には欠けるものの序盤の動きがシンプルで要求がそこまで高くない。
・最大10戦を行なっても頭がパンクせずに耐える自信があった。
これが選出理由でした。
3.PJCS Day1 マッチアップ & 結果
以下、Day1マッチアップとなります。
1戦目 ロスギラ 4ー4 ○ (投了)
2戦目 サーナイト 0ー6 ×
3戦目 アルセアロコン 6ー1 ○
4戦目 ミュウ(フュージョン型) 6ー2 ○
5戦目 ロスギラ 6ー0 ○
6戦目 ロスギラ 6ー4 ○
7戦目 サーナイト 6ー4 ○
8戦目 ロストカイオーガ ○ (LO)
9戦目 ミライドン 6ー4 ○
10戦目 ロストバレット 4ー6 ×
2戦目の敗戦は、ルギアVstarを立てることが出来ず事故で負けてしまいました。
10戦目の敗戦は、ロスギラなのか?ロストカイリューなのか?
という判断が遅れてしまい《ライコウV》+《空の封印石》に苦しめられました。
Day1 戦績 10戦 8勝 2敗 最終順位 70位
感想としては環境分析がバッチリハマったのと、安定したアッセンブルスターを相手が動く前に使う事が出来ました。
4.PJCS Day2 マッチアップ & 結果
Day2 使用デッキ
Day1 終了後にデッキのカードを何枚か調整しようか考えました。
結局はDay1と同じリストを使用しましたが、翌朝まで悩んでおりました。
悩んだ理由としては、上位に《ミュウ》を多く見かけたからです。
メタカードを1枚追加して徹底的に対策しようか考えましたが、ここでいじって回らなくなるには後悔すると思いDay1のリストままで行きました。
悩んでいた変更点
OUT
レントラー(みなぎるせんこう) 1枚
リバーサルエネルギー 1枚
IN
イベルタル(いちげき) 1枚
何か1枚(これは最後まで決まりませんでした)
以下、Day2 マッチアップとなります。
※Day2は、BO3ルールが採用されており先に2勝した方が勝者となります。
1戦目 vs ロストカイオーガ ○
1本目 ×(投了) 2本目 ○(投了) 3本目 ○
2戦目 vs パオジアン ○
1本目 ○ 2本目 ○
3戦目 vs 一撃ルギア(配信卓) ×
1本目 ×(投了) 2本目 ×
1戦目1本目の敗戦は、とんでもない手札事故が発生しており
制限時間50分という事もあり、投了しました。
3戦目1本目の敗戦は、ルギアVにリバーサルエネルギーを手張りし、レントラー(みなぎるせんこう)を早期にトラッシュした事です。とんでもないプレイミスをかましました。
これにより、レントラー(みなぎるせんこう)によるカウンターが出来ず、苦しい形になり投了を選択しました。
3戦目2本目の敗戦は、テーブルシティを先行1ターン目に使った事です。
返しでテーブルシティを使われ、その後崩れたスタジアムに変えられてしまった為
こちらは次の番が苦しくなってしまいました。
レントラー(みなぎるせんこう)でのカウンターを決めて、うまくサイドを取り進めていけましたが、こちらの山札にエネルギーがなく、ボスの指令でバトル場にアーケオスを呼ばれ逃げられないかたちとなり、番を返してアーケオスを取られ負けました。
エネルギーがついているバンギラスVでイベルタル(いちげき)を殴りに行っていれば、ルギアVStarにつけた3エネ分が余ることになるので、アーケオスを逃す事が出来たと思います。
あの選択をとった理由は、Vガードエネルギーを付けているルギアVStarを前に出す事で、返しの《バンギラスV》によるカウンターのダメージが310必要になり、ルギアVStarを突破する為には、活力の壺を2枚使う必要が出てくるので相手側の要求が高い方を選択しました。
ナンジャモを手札に持っていましたが、イベルタル(いちげき)にギフトエネルギーがついていたので、仮に相手の手札に活力の壺等がなかった場合、ナンジャモ使うと山札から引ける枚数が増えてしまう事から使用を控えました。
あの場面で使っていれば活力の壺、ボスの指令を加えたネオラントVを山札下に送る事が出来たので、ワンチャンあったかもしれません。
ただ、相手の山札の枚数も少なくギフトエネルギーで引く6枚+番初めに引く1枚の合計7枚でボスの指令を引かれていたかと思います。
ボスの指令は山札に2枚残っていたはず…。
Day2 戦績 3戦 2勝 1敗 最終順位 25位
世界が見えていただけあって、物凄く悔しい気持ちでいっぱいです。
最後にルギアが微笑んだのは私ではなく、相手選手の方にでした。
最初は身内で遊ぶ程度で始めたポケモンカード、ジムバトルをきっかけに気づけば、シティリーグに出場したりCLに応募したりと没頭しておりました。
初めてのCL参加は、2023.4.1~4/2開催のCL宮城でした。
使用デッキは、アルセウス白馬で3−3でした。
この時はシティでBest 8になれたし、少し自信がありました笑
(サーナイト相手するの苦しかったなぁー笑)
そして何よりも、CL宮城のサイドイベントで出会った素晴らしき友。
今回も奇跡的にお互いPJCS出場選手でした。
1戦終わる毎に集合し、「どうだった?」「何と戦った?」等の情報交換
「ここからジムバトルハシゴするかー笑」等の冗談
友との何気ない会話があったからこそ緊張せずプレイに集中する事ができました。
この場を借りて改めて出場にあたり練習に付き合ってくれた方々、
当日も心の支えとなってくれた《てくさん》心から感謝申し上げます。
ここまで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
ここから先は有料とさせていただきます。
有料部分は、以下の内容で書いていきたいと思います。
5.使用デッキ解説
5-1.《一撃ルギア》デッキ変遷
5-2.カード別解説
6.Day1 & Day 2 をもとに各デッキに対する立ち回り
6-1.アルセウス系統
6-2.ロスト系統
6-3.ミュウVMAX
6-4.ミライドンex
6-5.パオジアンex
6-6.サーナイトex
6-7.ルギアVStar
7.ポケモンカードをする上で心がけていること
7-1.デッキ構築
7-2.練習方法
7-3.対戦時気をつけていること
8.さいごに
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