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切迫流産の話。

自宅安静を言い渡された






発端は6月23日の夜
寝るまえにトイレへ立つと
おりものシートに赤茶色の染みがついていた

 




え?
これ出血、、、だよね??




にわかに信じられず
しばらくおりものシートを見つめること数秒
これ、まずいやつでは??
と心臓がばくばくしてきた





流産の2文字が頭から離れない






いや待て、一旦落ち着け
焦ったときこそ一度立ち止まろう



職場さながらに自分へ言い聞かせて
状況を整理した




まず、
出血は少量だ
強い腹痛はない



そして大前提として、
わたしは血流を良くするために
血液がサラサラになるような薬を少量処方されている



つまり、出血しやすい




もし切迫流産と言われても
できることは安静にするくらいか




もう時間も遅い
翌日の朝一で受診予定がはいってるし
今日はとりあえず寝よう、うん




落ち着きを取り戻し
兎にも角にも寝ることにした





翌朝、
受診は10時からの予定であったけれど
9時30分ごろ着くように家を出た




出血は止まっている
きっと大丈夫







先生に報告すると
すぐにエコーで確認しましょう、
と言ってくれた





エコーには
人の形をした赤ちゃんが映っていた




あ、大きくなってる
大丈夫だ



その瞬間全身の力が抜けた





先生も
ちゃんと育ってますね、
見たところ血腫なんかもないし
赤ちゃんは元気ですね
と言ってくれた





良かった〜〜〜!!!!!!!
と思ったのも束の間




でもまあお薬飲んでますし
出血があったことを考えると
このまま切迫流産になると怖いんでね
お仕事は少しお休みしたほうがいいでしょう
せっかくここまで順調にきてるんだから
診断書書きますね〜




流れるようなお言葉に
一瞬ついていけなかったが
要するに切迫流産のリスクが高いので
自宅安静を言い渡されたらしい





切迫流産かも、
とは思っていたけれど
仕事を休むことになるなんて
全く考えが及ばなかった



いや、いまから思えば
そこイコールでしょ!となるのだけれど
赤ちゃんが無事かどうかに気を取られすぎて
思いつかなかった





慌てて師長に連絡すると
え!大丈夫??
大事な時期だし、先生の言う通り
ゆっくり休んだ方がいいわ
こっちは気にしないで!





神かよ、、、
という返答をいただいた






職場宛に添え状をつけて診断書を送り14日間の自宅安静が幕を開けたのであった

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