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ワーキングマザー人生の振り返り~3~

4月第一週が終わり、社会人になったばかりの我が子その1が言いました。
「お母さんて、すごいね…。毎日働いて、家事もして」
学生時代に一人暮らしを経験している我が子その1は、その時にも「母親のありがたみ」を感じてたようですが、働き始めて(といってもまだ研修期間ですが)「ありがたみ」+「その大変さ」=「働く母すごい」を痛感しているようです。嬉しい。

保育園の先生に引き渡しても、私を求めて大きな声で泣いていた我が子、あんなに泣いている子をおいて、仕事に行く必要があるのだろうかと葛藤していたワーキングマザーの超初期段階を思い出すと、胸が切なくなります。
周りから「小さい子を人に預けて働くなんて、そんな必要があるのか?」と言われたことのある人もいるのではないでしょうか。今はそんなこと言う人もいないのかな。私は暗に言われたことがあります。
「愛情不足になる」とか
「子供が何かできるようになる瞬間を見逃してしまう」とか
「きっと子供は寂しいと思ってるはず」とか。既に「暗」ではないですね。モロですね。
大きなお世話だわ、と思いつつも、泣く子に後ろ髪をぐいぐい引っ張られたのは事実です。

親以外の大人にもたくさん可愛がってもらい、地域の皆さま(ご近所の接骨院とか、ご近所の美容院とか)にも見守ってもらい、我が子たちはすくすく育ちましたよ。あ、接骨院は、私が行っているわけではない時でも子供だけでふらりと訪れて、しばしそこで過ごすなんてこともありました。漫画がいっぱい置いてあるので、それを心ゆくまで読みふけってから家に帰るのです。

そうして大きくなった我が子は「働くお母さんすごい」と思ってくれてます。報われたのかな、と思う瞬間でした。


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