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シャニマス Secret×Rose 個人的考察

今回のシャニマスエイプリルフールコミュを個人的解釈で読み解いてみましたのでここにまとめます。ネタバレがガッツリありますので、すべてのルートを回収された方向けです。

また筆者はこのように怪文書を書くのは初めてになりますので、読みづらい点も多々あると思いますがお付き合いよろしくお願いいたします。

各√について

Secret×Roseのタイトル画面にあるアーカイブを押してもらうと出てきますが今回の大事なポイントの一つがRomeoとJulietとRoseと別れている3つの大きな√です。

ルート

これらの√でそれぞれ内訳は

√Romeoでは放クラとイルミネ

√Julietではアルストとアンティーカ

√Roseではストレイとはづき

となってます。

これらの√たちが絡み合ってるので、かなり説明が難しいことになりますが次の項から1つずつ解説していきたいと思います。

√Juliet・アンティーカ

アンティーカ タイトル

√アンティーカではアンティーカのメンバーと共に主人公が”懺悔室のJuliet”の噂を調査するために懺悔室を訪れます。各ルートの中で一番解釈が簡単なのはアンティーカですので、まずこちらから見ていきましょう。

まず部屋に入ったのち恋鐘が見つけた隠し通路をどうするかの選択肢が示されます。(上記画像参照)今回はそのうちの2つを見ていきます。

■ここは俺に任せてほしい

これを選択した場合、懺悔室の奥の部屋に主人公一人で向かうことになります。

そしてその先で、窓際に飾られているボロボロのバラを見つけ主人公は無意識に涙を流し、誰かに語り掛けその後失踪します。

この行動に至った明確な理由は√Secret×〇〇のシナリオでRomeoが発したセリフにあります。

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こちらの発言にある通り、Romeoが探しているJulietの目印とは窓際に置かれたボロボロのバラです。

そのバラを主人公に乗り移ったRomeoが無事に発見したため二人は運命的な再会を果たし一応のハッピーエンドになります。

しかし、忘れてはならないのが主人公が失踪してしまっていることです。

何の罪もない主人公が体を乗っ取られてそのまま失踪してしまっているのは果たして完全なハッピーエンドなのでしょうか...?


■気を付けて進もう

これを選択した場合、懺悔室の奥の部屋にアンティーカのメンバーと主人公が共に向かうことになります。

そしてその奥の部屋に向かう際アンティーカのメンバーがあることに気づきます。

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そう、奥の部屋から甘い香りが漂ってくるということです。

甘い香りには色々あると思われますが、今回のシナリオに密接にかかわってくる物で甘い香りを発するものはまず間違いなくバラでしょう。(クリア後にもらえるアイテムのバラのテキストにも甘い香りと表記されている。)

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今回のこのシナリオには直接関係しませんがまた別の√のシナリオで重要になるので覚えておいてください。

そしてその後部屋を開け、一つ前の選択肢とまったく同じ内装の部屋を一同は目にします。

が、ここで少々不思議なことに主人公は今回、窓際のバラに反応を示しません

おそらくこれは主人公にRomeoが憑りついていない、もしくは憑りついているが主人公の意識が勝っているパターンです。

ここで正常な主人公は何かしらの危機を察知し、部屋から離れることを提案しますが時既に遅く、ここに閉じ込められていたJulietの思念に憑りつかれたアンティーカのメンバーにより捕まってしまいます。

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最後の選択肢については特に言及することがないため割愛します。

以上が√アンティーカになります。


√Juliet・アルストロメリア

ここからは√アルストの解説を始めていきますが、注意点として√アルストにははづきさんの考察と足りない考察を多少妄想で埋めてある部分があるためこれを読まれた方でも多少解釈が割れてくるかもしれません。しかも長い。

ですのであくまで個人的な筆者の考察だと思って読んでいただけると幸いです。


■アルストの三人について

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今回の√アルストを読み解くうえで一番最初にまず知っていただきたいポイントは、三人とも最初から既にJulietに憑りつかれているという事です。

最初考察を始めた段階では実際に懺悔室に入ったことのある甜花ちゃんのみが、憑りつかれているものだと考えていました。

ですが、それだと説明がつかない点やちょっとした違和感を覚える点があったためこの、三人とも憑りつかれているという考えにたどり着きました。

実際主人公がローズティーを飲んでしまっているBAD ENDでは三人とも様子がおかしい(上記写真参照)上に、飲まなかった√では甜花ちゃんだけでなく甘奈まで記憶をなくしています。(下記写真参照)

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ちなみにどうして甘奈たちも憑りつかれたかに関しては描写はされていないため、甜花ちゃんから伝染してしまったのかもしくはまた別の何かで憑りつかれた等の推測になってしまいます。


■アルスト三人の行動について

ここからはアルストの三人の行動を最初から見ていきます。

まず最初ですが、甘奈がカウンセラー室に相談に来ます。

ここについては考え過ぎかなと思うのですが、他のユニットと比較して甘奈は近づく際にあまりにも警戒心や迷いがない点です。

冬優子が語っていた通りこの学園では男性教師に安易に近づくなと言われています。そのため果穂はドアの前で入るのにも躊躇してましたし、イルミネに関しても危険だと忠告するために接触してきました。(いくら近寄るなと言われていても黙って見過ごせない彼女たちなりの善意からだと思われる)

アンティーカやストレイに関しては自ら接触すらしていません。

ですがまあ、甘奈の性格を考えると絶対ないとも言いきれないでしょう...

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その後悩みを話してもらえるのですが、その内容は最近姉の甜花ちゃんの様子が少し変だということ。

実際に主人公も甜花ちゃんと話してみますが、それほど様子がおかしいようには見えないという結果に。

その後甜花自身から二人に迷惑をかけないように変わろうと努力していたことを伝えられすぐに仲直りしますが、私が腑に落ちなかった点はこのあたりからです。

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今回主人公は本当に何もしていないにもかかわらずあっさり問題は解決し、その後仲直り➡せっかく揃ったしお茶でもしない?➡甜花ちゃんお茶入れてまでが、あたかも元からこうなるように仕向けられた?かのような流れで違和感がありました。

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もし甜花だけが憑りつかれていた場合は千雪さんが甜花にお茶以外の事を頼む可能性があります。

その可能性を考えるとやはり最初から三人を操るJulietによって主人公を呼び込んで眠り薬入りのローズティーで主人公(Romeo)を捕まえる計画だったのかなと思われます。

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こう考えると、この主人公が眠った後の甘奈の「やっと捕まえた...」のニュアンスがわかるような気がします。


■七草先生にもらったとっておきのローズティー

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ここで登場するはづきさんからもらったというローズティーについての考察になりますが、その前にはづきさんについて少々考察していきます。

◎はづきさんについて

色々と謎の多いはづきさん。

√イルミネではなぜか普段立ち入り禁止で他のカギとは別に厳重に保管されているという懺悔室のカギを持っていたり。

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その後一人で懺悔室に入っていった主人公をはづきさんが後ろから気絶させ意味深なセリフを言っていたり

(実際文章は掠れているが、音声で聞くとはづきさんが「すみません、これ以上犠牲を出さないために...ごめんなさい」と言っている。)

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していますが、その事実をもとに考えるとはづきさんは(Romeoに憑りつかれている可能性のある)主人公の暴走を未然に止めようとする存在と言えます。

これ以上犠牲を出さないためにと言っている辺り、話題になっていた√放クラのコミュで放クラメンバーが一人づつ消されていったコミュのような事件が主人公が転入してくる前にあったのかもしれません。

なんにせよそれらの事情を把握しているはづきさんはRomeoとJulietの呪いを唯一知っているというかなり重要な人物です。

√はづきのコミュで主人公に対して好きなお茶は何ですか?と質問しそれにローズティーと答えた主人公をローズティーによって眠らせたりしています。

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ここからローズティーの考察に戻りますが

つまりはづきさんが持っているとっておきのローズティーはRomeoが憑りついているであろう男性教師を眠らせて捕獲するために作られた(Julietの甘い香りがする)対Romeoローズティーと考えられます。(√アンティーカの時に出てきていた甘い香りがこのローズティーと同じと考えられる。)

しかしここまで考察して思うにこんな重要かつ取り扱いが危険なローズティーを甜花ちゃんにプレゼントするとは少々考えにくいです。

なので甜花ちゃんが七草先生からもらったと言ってはいたが実際は今回の計画を立てたJulietによって操られたアルストの三人がはづきさんから盗み出した可能性の方が高いと思われます。(ここに関してはもらった以外の描写がないため筆者個人の妄想となります。)


■√アルストの各選択肢について

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ここからは前項まで考察してきたことを元に選択肢を見ていきます。

◎実は猫舌で... / ありがたくいただくよ

こちらの選択肢は2つまとめて見ていきたいと思います。

この二つの選択肢をまとめて見ていく理由はどっちも最終的にローズティーを飲んでしまう点です。皆さんお分かりの通り飲んでしまうと、もれなくBAD ENDです。(実際初見で甜花ちゃんの入れてくれたお茶を断れる猛者はこの世に存在するのか)

ローズティーをすぐ飲んだ方にはRomeoが憑りついている確率はかなり高いです。(はづきブレンドのローズティーの罠をすぐに踏み抜いているため)

ローズティーを冷ましつつゆっくり飲もうとした方は、√アンティーカでもあったようにRomeoが憑りついているが、主人公の意識が勝っているパターンだと思われます。

この二つの選択肢を選んでしまったら最初から最後までJulietの計画にまんまとハメられたと言っていいでしょう。


◎せっかくだけど...

こちらの選択肢は唯一ローズティーを飲まない√になります。

ここでローズティーにあまり反応を示さないためか、主人公が断った後のJuliet側の反応もしつこく食い下がってきたりはしません。

これはJulietもRomeoがいないのを悟って諦めたとみていいでしょう。

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後日主人公が甘奈・甜花を訪ねると前日の相談含めた記憶がすべて失われています。

これは√アルストの解説序盤にも書いたように、甘奈・甜花に憑りついていたJulietが消滅したからだと思われます。

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Julietの消滅については、お互いにお互いが存在していないと生きる価値もないという所から、Romeoがいないことを悟り落胆したために自己消滅してると考えられます。

実際最後に見える√Secret×〇〇の中でもそれらしき台詞はあります。

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√アルストの考察はここまでになります。

√Julietでは基本的にBAD ENDがJulietの手によって捕獲されるまたは失踪する物語が主軸になっていたように思います。

ここからようやく√Romeoに突入します。
まずは放クラから見ていきましょう。


√Romeo・放課後クライマックスガールズ

√放クラでは果穂のお友達が失踪してしまい、
果穂もその友人も所属していた演劇部に事情を確認しに行くところから始まります。

公演前の演劇部はかなり忙しそうで、簡単な事情確認の後また日を改めて伺うという事になります。(ここで放クラメンバー全員と接触します)

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そしてその通り日を改めて出向いたところ今度はちょこ先輩が失踪したことを知ります。

ちょこ先輩が失踪したタイミングが主人公と接触したすぐ後ということで樹里ちゃんから不審な目を向けられることになる主人公。

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この後選択肢から分岐していきます。


■√放クラの各選択肢について

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◎俺だけで調べてみるよ

こちらの選択肢を選んだ場合、演劇部のみんなには頼らず主人公一人で情報収集に努めますが、いくら調べても何も出てこないという結果に。

そこで、もう一度演劇部に顔を出してみることにします。
が、誰もおらず代わりに はづきさんに出会います。

そしてはづきさんに話を聞くと演劇部の子たちは皆転校したと告げられてしまいます。

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当然、理由を知りたがる主人公ですが、はづきさんも事情は分からないと言われただ落ち込む主人公。

実際にコミュを見るとわかりますが、主人公とはづきさんの会話の最後に はづきさんの謎の沈黙カットがあるため、ここから読み取るにまず間違いなくはづきさんは事情を知っています

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知っているというよりも、今回の転校の件ははづきさんが手を回したと考えていいと思います。

演劇部員の果穂の友人、それにちょこ先輩が失踪しており、このままだと演劇部が全員失踪するという事に気づけるのは、むしろはづきさんくらいしかいないでしょう


◎噂ってなんのことだ?

こちらの選択肢は皆さんも衝撃を受けたと思うので覚えている方も多いと思います。

放クラのメンバーが一人ずつ消滅していくゴリゴリのホラーコミュです。

こちらは特に説明の必要もなく、Romeoが暴走して多くの犠牲が出てしまった最悪のパターンの説明のためのコミュでしょう。

実際主人公自身には記憶もなく、完全にRomeoに体を乗っ取られているため、かなりタチが悪いですね。

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ちなみに果穂が見た ちょこ先輩の幻覚はどうして起こったのか?ですが、次に解説する選択肢にも関係してきますので、そちらで見ていきましょう。

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◎やっぱり、警察に話そう

こちらの選択肢を選択した場合、失踪事件として警察に連絡しようとする主人公が描かれます。

残念ながらこの学園に連絡手段がないため、学校を出て直接警察に駆け込もうとする主人公。

しかし校門から出ても、また校門の内側に戻されている という不思議な現象に苦しめられ、主人公は力尽きてしまいます。

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この不思議な現象はおそらくですがRomeoによる幻覚です。

一つ前に解説した選択肢でも、失踪しているはずの ちょこ先輩を幻視して放クラのメンバーが飛び出していく場面がありました。

この不意に起こる幻覚が大体Romeoに対して有意に働くため、そのあたりからもおそらく何かしらのRomeoの仕業だろうと考えてます。

なんにせよこんなとんでも能力を持っているRomeoと今まで戦っていたはづきさんヤベェなとしか言う他ありません...。


√Romeo・イルミネーションスターズ

ここからは前項までにも何度も登場した√イルミネの解説をしていきます。

イルミネのコミュの流れは√アンティーカと同じく、”懺悔室のジュリエット”の噂の調査をするために実際に懺悔室に向かうところから始まります。

しかし√アンティーカの時と違いマスターキーを持っていなかったため懺悔室のカギを職員室?に取りに行くことに。

ここで√アルストの解説の中でも触れましたが、
はづきさんが厳重に保管されているはずのカギを何故か持っており借りることができます。

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そして懺悔室に到着してカギを開けたところから選択肢で分岐していきます。


■√イルミネの各選択肢について

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ここからはイルミネの各分岐の解説を見ていきたいと思います。

◎いや、ケガをしたら危ないから

こちらの選択肢も√アルスト内で少々触れましたが、
一人で調査に入った主人公がはづきさんによって気絶させられます。

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こちらの√について考察していた時に思ったことが、

別にイルミネの三人が一緒に入っているわけでもないし、はづきさんが危険を背負ってまで取り押さえに行かずとも、奥にいるであろうJulietと再会するだけなので被害はそんなになさそうじゃない?ということでした。

そこで色々考え直していて気づいたのですが、一番最初に考察した√アンティーカの一つ目の選択肢もこれと同じく主人公一人で懺悔室の奥の部屋に向かっていき失踪していました。

そこから考えるにはづきさんの行動はRomeoに憑りつかれているだけで、罪のない主人公にも失踪して欲しくないと考えて行動していることになります。

実際√放クラの中で生徒たちを逃がす際は転校の手続きをしていたので、取り押さえた男性教師も別の学校に移任させている可能性が高いです。(実際は罪のない男性教師の存在を消したりは流石に考えにくい)

つまりはづきさんは、RomeoとJulietの呪いの秘密を一人で抱えたまま、生徒たちに危害が加わる前に未然に防ぎつつ、襲う側になってしまっている主人公すらも庇っている存在と言えます。

はづきさん報われてくれ...。


◎(やっぱり、抱きしめたいーーー!)

あからさまにヤバい選択肢ですね。

まあ、その通り結末はイルミネの三人を襲って失踪させるというコミュです。

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しかしながら、ちょっと引っかかったのはすでに襲うコミュは√放クラの方でやっているのになんでまたイルミネの方でも同じコミュを作ったのだろうかという点です。

そこが引っかかって何度か両者を読み直していた時に、これは生徒を襲う際の視点の違いだという事に気づきました。

√放クラでは最後に凛世を襲うまではずっと主人公の視点でコミュが進んでいました。(Romeoの感情が少し漏れる程度)

しかし今回の√イルミネではコミュ以前に選択肢の時点でもうRomeoに意識を乗っ取られています

√放クラでは描写されなかった、Romeoモードの主人公がどんな行動をとっていたのかの説明のコミュと言えるでしょう。


◎ありがとう

こちらの選択肢では、イルミネの三人と共に懺悔室の調査を行いますが結局何も収穫はなく部屋を出る際に真乃が残した意味深なセリフが尾を引くコミュとなっていました。

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ここに関しては本当にこれくらいしか言及できる部分がないのですが

はづき先生のローズティートラップにも使われる、Julietのバラの香りの事をさしていると思われます。

なので、奥の部屋にJulietがおり、その香りが漂っていたにも関わらず主人公が何も反応を示さないところをみて、Romeoがいないと諦めて消滅した√アルストにも合ったパターンだと思われます。

ここまでが√Romeoになります。


では次からは√Roseの解説に移っていきます。


√Rose・ストレイライト

ストレイライトのルートでは今までと違い、RomeoとJulietの話というよりも語られていなかった世界観の設定の話になっているため、あまり深く考えずにそのまま読み取っていくだけで大丈夫だと思われます。

とりあえず見ていきましょう。



■√ストレイの各選択肢について

主人公が散歩中にあさひと共に見つけた、急に生えてくるこのバラは一体何だろうか?といったところから選択肢で分岐します。

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◎歴史的発見だ......

こちらの選択肢を選択すると主人公がウキウキでカメラを取りに行きます。

その間にバラに触れてしまったか、もしくはカメラ取りに行くと見せかけて主人公が襲ったか不明ですがストレイの三人がバラに変えられてしまうというコミュです。

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こちらに関しては失踪してしまった生徒は実際どうなってしまったのか?という説明のコミュになると思われます。



◎一つ、摘んでみようかな

こちらの選択肢の分岐では、好奇心に駆られた主人公がバラを摘んでしまい自身もバラに変えられてしまうというコミュです。

こちらもそのままで、もしバラに触れたり、摘んだりしてしまうとどうなるのか?という説明のコミュだと思われます。

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ちなみに最後の冬優子の様子がおかしい点についてですが、正直描写されていないため推測しかできないのですが、あさひが他の先生を呼びに行ってる間に主人公を助けようとしてバラに触れてしまった可能性が高いです。

バラ、もしくは溶けてできた水たまりに軽く触れる、女学生等々色々条件がありそうですが、もし条件が達成された時Julietの思念に体を乗っ取られるとかはありそうですね。



◎触らぬ神に祟りなし、だな

全くもってその通り。


以上が√ストレイの解説になります。
他ユニットに比べてかなりシンプルだった気がします。


次が√Rose・はづきになります。



√Rose・はづき

あらゆるルートで出会ったはづきさんが主役の√です

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■√Rose・はづきの各選択肢について

√はづきでは選択肢が2つしかありません。



◎ほうじ茶とか......

これが一番平和なEDを見ることができます。
初回からここにたどり着いた方はなかなかのラッキー



◎ローズティ―とか...

こちらのローズティーを選んだ場合に関しては√アルストで少し書かせていただきましたが、こちらで触れる点は一つです。

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ここの思いとどまっていたのに...という所です。

はづきさん自身√イルミネで書かいたようにRomeoに憑りつかれているであろう主人公すらも庇うような行動をとっていました。

が、やはり限界があったのでしょう。

何度も主人公ごとRomeoの身をJulietに引き渡すことも考えて葛藤していたんだと思われます。

そんな時に主人公自身からローズティーを飲みたいと言われたがためにはづきさんの中で実行しないよう耐えていた計画を決行するように主人公自ら背中を押してしまったという結果になってしまったと考えられます。

なんとも言えない負の連鎖ですね...。

√はづきに関しては以上です。
次の項も実質はづきさんが主役になりますのでそちらでも注目していきたいと思います。


次がついにラスト√Secret×〇〇になります。



√Secret×〇〇

今までの事を全て踏まえて見ていくと結構見えてくることが多いと思います。もしよろしければここまで読んだ状態で√Secret×〇〇を自分でもう一度プレイされるのもいいかもしれませんね。



■√Secret×〇〇の会話の内容について

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この√では選んだアイドルによる違いが特にないため、担当、推しアイドルで進めていただいて大丈夫です。

では早速会話の内容を見ていきましょう。

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ここではようやく再会を果たしたRomeoとJulietの会話になります。

その会話の中で起こるお互いの認識のズレ、そして僕たちはずっと勘違いしていたのかもしれないなという台詞からわかることがあります。

それはJuliet視点ではRomeoが自分の前に現れず、いなくなってしまったと思い込み、逆にRomeoもJulietが僕を置いて行ったと思っていた点です。

どうしてそんなことになってしまったのか二人で少し考えましたがそんなに難しい問題でもないため、すぐに二人して笑い合います。

それはお互いのせいで無いのなら、二人の事を知りながらも二人を引き合わせないように尽力している人物がいたという他ないからです

この二人が亡霊になるほど、この二人にとって引き離された過去の出来事は大きな禍根になっているのなら、それが二人にとってどれほどの怒りになるかは想像に難くないでしょう。


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ここの文章は√はづきのローズティーの選択肢のところを見てもらえるとわかると思いますが、平和のために主人公を犠牲にしてしまったことへの罪悪感からの謝罪をする場面になります。

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この学生たちの会話にもあるように無事、学園には平和が訪れたと見てもいいでしょう。(バラが消えたと言っているが失踪した生徒はこの感じだと結局帰ってきてないように思えますね)


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そしてこれが最後のシーンになります。

窓際に置かれたバラを目印にRomeoが現れ二人を引きはがしていた元凶のはづきを襲います。その後Julietの高笑いと共にエイプリルフールコミュが幕を引き完全クリアになります。(窓際にバラをわざわざ置いていたのは最後は名前が書かれていないキャラに襲われるため誰に襲われたか考察しやすいようにする演出だと思われます)

終わり



あとがき

ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございました。
軽いノリで考察を始めたらかなり奥が深くて楽しめたので、このような形にまとめさせてもらいました。

私の考察が絶対にあっているわけではないと思いますので、どちらかというとこういう解釈があってそのうえで読むとまた違ったコミュの面白さに気づいてもらえるんじゃないかなと思って書きました。

これから2周年で盛り上がっていくシャニマスが楽しみですし、一人の創作者としても盛り上げていけたらと思います。

本当にありがとうございました。

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