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育児が忙しくて絵が描けない期間に考えたこと

お久しぶりの投稿です。
前回の更新から4ヶ月、子供達の卒園・入学・入園が続き、急に大忙しになりました💦
前回やることとやらないことリストを作成し、日々の目標を立てましたが、殆ど実行に移せていない事ばかりです。
今回はその反省と、絵を描く時間が殆ど取れなかった4ヶ月間のことについて書きたいと思います。

▪️絵を描けないことで育児にストレスを感じるようになった▪️

リストを実行できなかった一番大きな理由は、子供が早く帰ってくるようになったことだと思います。
子供達はまだ小さいので、「ママと遊びたい」やら「お腹がすいた」やら、次から次に要求があります。その合間に家事をやると、今までのように絵に集中できる時間というのは限られてきます。
それでも、30分などの隙間時間を使って、絵を描かれている方は沢山います。
私も初めはそのやり方で少しずつでも絵を描けたらと思っていたのですが、「絵を描いても子供の用事に中断される」事が想像以上にストレスになることが分かりました。
私にとって絵を描くということは、絵を描く時間・絵を描く時の空気・没入感など全てが特別で、隙間時間にできる作業ではないのだという事がわかりました。
(多分、沢山の方に同意していただけるのではないかと思います)

自分にとっては絵を描くだけでなく、描く時間も大切だと自覚したことで、その時間が十分とれない育児を余計辛く感じるようになりました。
イヤホンで絵に関する講義を聞き流したりもしましたが、画面が見えないと分からないことも多くて、早々に諦めました。
絵を描きたいと思う気持ちが強くなる度に、子供に邪魔されているという気持ちが強くなってしまい、これは自分にとっても子供にとってもよく無い事だと考え、子供達の状況が落ち着くまでは絵に関する事は一切諦めるのが一番いいと考えました
絵を描いてる人が羨ましくなるので、SNS等からも一度距離を置きました。

▪️絵を描かない期間をインプットの期間に変えた▪️

絵から距離をおいて、子供達の世界にとことん付き合ってみることにしました。
特に上の子は、私と興味を持つ分野が全く違うので、話を聞くたびに新発見している気分でした。
子供達の興味を通して、私の視野も広がった気がします。
また、ほぼ聞き流しではありますが、沢山の映画や朗読、コメディを聴きました。
考えてみたら、これまでは少しでも時間ができたら絵をかこう!と思っていたので、誰かの作品を見て何かを感じるという事が足りていなかったように思います。
歳をとって感受性が鈍くなったと感じていましたが、この期間で何かに感動する・ハマるという感覚を久々に思い出しました。

▪️子供のリクエストに応えた結果得た、絵への効果▪️


自分の描きたい絵から距離を置いた私ですが、全く何も描かなかったわけではありません。
子供から「恐竜描いて!」「サメ描いて!」「ポケモン描いて!」と、今まで書いたことのないジャンルの絵を描くよう、たまに頼まれて書いていました。
しかし、書いた事のない頭身、ポーズ、質感‥
慣れないテーマをどう描くか悩んだ結果、今まで以上に「形を簡略化してみること」「ネガティブスペースを意識すること」に気をつかうようになりました。
シルエットと大まかな形が合っていれば、似る!!と思わぬ形で絵の練習をする事ができました。
それに、今まで描いたことのないテーマへの面白さにも気づく事ができました。
ポケモンは今まで名前も碌に知りませんでしたが、デザインやシルエットがすごく綺麗なことを知る事ができました。

▪️絵から一度離れてみて感じたこと▪️

2月半ばからGW明けまで、「育児が嫌にならないように」というネガティブな理由で絵から離れた私ですが、結果「絵から離れた期間は無駄ではなかった!」と、今では良い経験になったと感じています。
自分にとっての絵というものを見直せたし、新しい分野に興味を持つこともできました。
人生、無駄なことはないんだなぁ。

GW明けから、子供達は延長保育に通い、自分の時間をある程度確保できるようになりました。
5月からの話は、また別の機会に描きたいと思います。また、読んでいただけたら幸いです。

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