見出し画像

私の作品の世界概念について

「うちの子」及び私の創作するほぼ全ての作品に適用される大枠の世界観についての記事です。


説明するまでもないとは思いますが、私たちの生きるこの世界と、
例えばうちの子のユビルが生きている世界は違う世界です。

ユビルの世界は悪魔や魔物がいるファンタジー世界、俗にいう異世界というものです。それらの”世界”の関係性についてお話します。

私の創作において、”世界”とは無数にあるもので、私たちの生きているこの宇宙もひとつの世界であり、剣と魔法のファンタジー世界もあり、SFの近未来世界もあり、数多の常識・理の違う世界があります。

突然ですが、ビー玉の入ったガラス瓶を思い浮かべてください。

無数にある世界のイメージ

このビー玉ひとつひとつが1つの世界です。

私たちの世界もこの多数あるビー玉の1つに過ぎません。別のビー玉のどれかはうちの子のユビルが生きる世界であり、アスロメッサが生きる世界であり、ユイナが生きる世界です。

私たちは他のビー玉、つまりは他の世界のことを認識することはできません。なぜなら私たちは所詮1つのビー玉の中に生きている存在だからです。

これら全てのビー玉、ひいてはガラス瓶そのものを作り出したのが「創造神」と呼ばれる絶対的存在です。

ガラス瓶そのもののことを「天界」と言い、創造神をはじめ、「天神(てんじん)」と呼ばれる神々や、それら神々に仕える「天使」たちがいます。紛らわしいですが、ここでいう天使とは俗にいうファンタジー世界の天使とはまた別です。(外見特徴はまさしくソレですが)

数多あるビー玉たちを認識しているのはこの天界にいる存在だけです。

例えば、私たちが神と呼ぶ存在がいると思いますが、それは所詮”私たちの世界の神”でしかありません。この、1つのビー玉の中にいる神、上位存在のことを「管理神」と呼びます。

管理神は創造神に1つの世界を任せられている存在であり、それが管理している世界については自由にできるだけの力を持ちますが、私たちと同じく所詮はビー玉の中の存在なので、自分よりも格が上の世界や存在がいるということを理解してはいても、それらを観測する術は持ちません。

そのため、管理神のことを「内なる神」、天神のことを「外なる神」と呼称することもあります。

管理神はあくまで世界の中の存在なので、私たちでも気合を入れれば出会うことも出来るかもしれません。

しかし、私たちが天界に行くことは不可能に近いので、基本的に天神に会うことはありません。

また、ビー玉(ひとつの世界)の中の存在は他のビー玉そのものを認識することはできませんが、他のビー玉の中へ行くことは一応可能です。

世界同士が天界上近しい世界は、偶然、あるいは誘発的に他の世界へ移れることがあります。それが俗にいう神隠しや、異世界転生と呼ばれる事象です。

ですが、やはりそれらもビー玉の中から別のビー玉の中へ移ったというだけの話であり、天界そのものを認識し、そこを通過したり天界へ行くことは出来ません。

ビー玉の中の存在はどこまで行ってもビー玉の中の存在ということです。



以上が私の創作における世界の概念でした!
並行世界や異世界、ロマンがある響きですよね~。
私自身色々なうちの子の可能性を見たいこともあり、こういう数多の世界がありえる世界観をベースとして作っているのでした。

それではまた次の記事でお会いしましょう~!

記事がいいなと思ってくださった方はよろしければサポートを頂けると大変励みになります!ご支援頂いたお金は活動資金にあてさせて頂きます!