私が考える【Beauty】
・看護師ママが伝える「生」教育
・Beauty Japan近江大会2024ファイナリスト
はらいゆかです。
≪BeautyJapan7つのコンセプト≫
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★私が考える【Beauty】とは?
▷▷「ありのままの自分を愛すること」
▪性教育に出会う前の私
私は現在、育児中の保護者、
子どもと関わる大人、
また幼稚園などで直接子どもたちに
性教育を伝える講師活動をしています。
この活動を通して思い描くVisionは
「誰もが自分の存在を大切に思える社会」です。
自分の存在を大切に思える
=ありのままの自分を肯定し愛すること
しかし、こんなVisionを描きながら
数年前までの私は
本当に自己否定が強かったんです。
・父親に怒られてばかりだった幼少期
・身長がコンプレックスだった思春期
・性に関するネガティブな経験をした
という生い立ちも相まって
自分に自信を持てずに生きてきました。
私なんて…どうせ…
そんな思考ばかりが浮かんできました。
色々ありましたが夫との出会いがあり
結婚して子どもを授かり親にしてもらいました。
しかし、今度は育児ノイローゼになり
イライラしてすぐに怒ってしまう自分が嫌で
こんな私は生きている価値がない、
本気で消えてしまいたいと思っていました。
そんな中、長女が1歳のころに性教育と出会い
夢中で学び、日々実践していく中で
私自身が癒されていくのを感じました。
単にからだの仕組みを知るだけでなく
「いのち」とは?
「自分を大切にする」ってどういうこと?
根本から自分の土台を見つめ直しました。
▪自分の存在を肯定できる私へ
性教育と出会ってから
いのちを大切にするということは
「心とからだを大切にすること」
だと思うようになりました。
何が好きで、何が嬉しくて、何が嫌か
自分の「いいよ」と「嫌だ」=快/不快
を意識することから始めました。
私が私として生まれた確率は
1億円の宝くじが100万回連続して当たる
ことに匹敵する程すごいことなんです。
ほんの一瞬でもタイミングが違えば
私は私ではなかったし
あなたはあなたではなかった。
一人一人のいのちは
生まれてきた時点で一等賞なんです。
「・」←こんな点ほどの大きさから
始まった小さないのちが成長して
今の私たちが存在しています。
これを聞いて、
どんなに嫌な自分がいたとしても
私はここに存在していてもいいんだと安心し
自分の存在を初めて愛おしく思えました。
だから私は、講座でいのちのお話をする際
ママにも、子どもたちにも
「生まれてきてくれてありがとう」と伝えます。
なかなか存在自体を肯定される経験
しかも、他人から言われることなんて
ないと思うんです。
でも、だからこそ心に残ったり
過去の私のように自分を肯定できない人に
1㎜でも光を届けられるかもしれないと思い
伝え続けています。
何よりも子どものことが大切で
優先してしまうママたち。
その気持ちはとてもよく分かります。
しかし、そんな愛に溢れたママだからこそ
まずはママ自身が自分を大切にしてほしい!
ママのYES/NO、好き/嫌い
も、大切にしていいんです。
例えば、「子どもが寝る時に胸を触ってくるけど
いつまでだったらいいのでしょうか?」と
質問をいただくことが度々あります。
そんな時、私はこう答えます。
ママはどう感じていらっしゃいますか?
嫌だな、やめてほしいな、もやもやするなと
思われているのなら
「ママの大事だから触ってほしくないんだ」
と、素直な気持ちを伝えてもいいのです。
子どもの嫌を尊重することはもちろん
ママ自身が嫌だと感じたことは
年齢に関わらず、きちんと子どもに伝えることで
子どもたちは自分と他者との境界線を学び
自分も相手も尊重できる人間に成長していきます。
「性」を伝えることで
「生」と向き合い、自分を大切にできる。
自分を大切にできるからこそ
相手の「いいよ」と「嫌だ」も
尊重することができるのです。
▪まとめ
容姿端麗であることが
美しさというわけでは勿論ありません。
私が見てきた美しいと感じる人の共通点は
「ありのままの自分を丁寧に観察し整えている」
ことでした。
・使う言葉が美しい
・思考が美しい
・所作が美しい
無理に自分を変えようとするのではなく
自然体で無理なく自分に正直に生きている。
まさに、溢れ出てしまう美しさだと感じました。
背伸びせず当たり前にできることをする。
ありのままの自分を丁寧に観察し
大切に扱い、常に心身を整えている。
♦︎メイク、ファッション、ヘルスケアなど
自分を最大限美しく魅せる、保つ努力も
「自分を大切にする」ことの1つ。
♦︎自分が発する言葉を
一番聞いているのは自分自身。
使う言葉を大切に選ぶことも
自分に優しい言葉をかけることも
「自分を大切にする」ことの1つ。
♦︎嫌なことは嫌だと言える
やめてほしい時はやめてと言える
自分の本当の気持ちや、やりたいことを
きちんと相手に伝えることが出来るのも
「自分を大切にする」ということの1つ。
性教育をきっかけに
自分を大切にする=【Beauty】の心をもって
より自分らしく豊かに生きていけるような
「生」教育を一人でも多くのママたちに
届けていきたいと思います。
お読みくださりありがとうございました。
2024.5.26 はらいゆか
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