見出し画像

地域の一斉清掃

台風17号が近づいている中、朝8時から地域の一斉清掃に参加してきた。欠席すると出不足金とか言って2000円が徴収される地域なので、旦那にたたき起こされました。そして、これまた地域の神社のお祭りの祭礼費1200円も点呼時に徴収されます。旦那は、出かけるとか腰が痛いとか難癖つけて、今回は出る気ゼロでした。

慌ててお茶漬けをかきこみ、着替えて1200円と軍手を持って、外の倉庫に草刈鎌を取りに出ると、見事なまでに錆びていました。点呼に間に合わないので、とりあえず出て組長さんの話を聞いていると、台風接近に伴い、今回は2箇所の公園の周りの草刈りのみでよいとのことでした。点呼後に自宅に寄って鎌を少し研いで見ましたが、全く綺麗になりませんでした。

仕方なく、持って現地に行く途中、男性陣が海からの砂や汚泥をすくって、堤防から海に戻す作業をしていました。これ幸いと、一人その中に紛れ、バケツで運ぶ手伝いをさせていただきました。一人30代の男性がいましたが、おそらく皆さん60歳以上で、私の父親ぐらいの方もいらっしゃるみたいでした。

この地域は男性社会が根強く、役員選出で他の地域は女性が代表をしていることを伝えても「いやいや男性でなきゃあ」とおっしゃってきた面々に混じっての、多分この作業を手伝った初の女性に私がなったようでした。「何でこんな男ばかりのむさ苦しい所に奥さん来ちゃったん?」とおっしゃいながら、喜んでいただけたようでした。本当の理由は「錆びた鎌で草刈りをするよりは力仕事の方がマシ」という選択だったのですが、ポツポツ大粒の雨が落ち始める直前にみんなで作業を終わらせることができてよかったです。

帰宅すると、さすがに台風が向かって来ている最中に外出はしなかったようで、リビングに寝転んでいる旦那が居ました。あの一斉清掃に励む高齢男性達が見たら嘆くことでしょう。


この記事を気に入ってくださった方、もしよろしければ応援をお願いします。今後の活動のために使わせていただきます。