見出し画像

【遊戯王】2023年4月度制限下でのイシズティアラメンツデッキを考える

【はじめに】

 2023年4月度の遊戯王オフィシャルカードゲームリミットレギュレーション制限改定においてティアラメンツの下級2種とイシズパーツ2種の制限カード化が決定し、【イシズティアラメンツ】は大幅な弱体化を余儀なくされました。しかし3月29日に行われた第128回ネクストプレイ杯にて上位7名のうち2名が【イシズティアラメンツ】を使い勝ち抜いたという快挙を挙げました。

 そこで自分も新制限でも戦えるような【イシズティアラメンツ】を考えてみることにしました。

【デッキレシピ】

【採用カードについて】

《グローアップ・バルブ》

 2023年4月より禁止カードから制限カードになったバルブも投入。主なシンクロ先として、

 ・《ティアラメンツ・クシャトリラ》と合わせて《混沌魔龍 カオス・ルーラー》か《魔救の奇跡-ドラガイト》
 ・《ガーディアン・キマイラ》と合わせて《フルール・ド・バロネス》
 ・《エルシャドール・シェキナーガ》と合わせて《サイコ・エンド・パニッシャー》

 以上を想定しています。

《宣告者の神巫》

 制限になってしまった《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》を直接墓地に送るために3枚採用。レベル変動効果もあるため、

 ・イシズパーツを落としてレベル6にし、レベル4モンスターと合わせて《フルール・ド・バロネス》
 ・あえて効果を使わずレベル2のままにし、《混沌魔龍 カオス・ルーラー》と合わせて《フルール・ド・バロネス》
 ・同名カードを落としてレベル4にし、レベル4モンスターと合わせて《混沌魔龍 カオス・ルーラー》か《魔救の奇跡-ドラガイト》
 ・同名カードを落としてレベル4にし、《ティアラメンツ・クシャトリラ》と合わせて《サイコ・エンド・パニッシャー》

 以上を想定しています。

《シャドール・ヘッジホッグ》

 効果で墓地に送られた際にシャドールモンスターを手札に加えることができるため、《エルシャドール・シェキナーガ》や《暗黒界の龍神王 グラファ》の妨害効果を使うためのカードを確保するために採用しました。

《妖精伝姫-シラユキ》

 豊富な墓地リソースを使用して特殊召喚し、相手モンスターを裏側守備表示にする妨害やシンプルな壁役、シンクロやエクシーズ素材として利用するために採用。ランダム墓地肥やしでしか落とす手段を入れていないため狙って落とせないのが難点。

《影依融合》

 2枚目の《おろかな埋葬》として採用。《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》を落とす目的のほか、《グローアップ・バルブ》を素材にし《エルシャドール・シェキナーガ》を融合召喚することで1枚で《サイコ・エンド・パニッシャー》を出すことができます。

《エルシャドール・シェキナーガ》

 上記のとおり《影依融合》で《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》、《グローアップ・バルブ》を落とすために採用。

《サイコ・エンド・パニッシャー》

 自分のLPが相手のLP以下の場合に相手が発動した効果を受けなくなる強力な耐性と、自分と相手のLPの差分攻撃力が上がる効果でゲームエンドに持ち込めるため採用。

《混沌魔龍 カオス・ルーラー》

 シンクロ召喚成功時に最大5枚墓地肥やしができるため採用。蘇生効果の方はあまり活用できないのが悩み。

【採用を見送ったカードについて】

《ナチュル・ビースト》

 イシズパーツとバルブで出すことが出来ますが、出しやすさを鑑みてドラガイトを優先したため不採用。

【使ってみた感想】

 融合、シンクロ、エクシーズを無理なく使い分けることができて色々な召喚法を使いたい人にオススメです。
 下級ティアラメンツ、イシズパーツが軒並み制限カード化した影響で墓地効果が発動する確率はかなり渋くなってしまっているため、前環境と比べてパワー不足はどうしても否めないです。

【おわりに】

 いかがでしたでしょうか。
 自分は出た当初から【ティアラメンツ】はイラストも墓地融合効果も好みだったためなんとか軒並み制限化した今も使いたいと思い今回デッキレシピを考えさせて頂きました。
 読んで下さった皆さんのデッキ構築のアイディアの助けになれていれば幸いです。
 それではまた次回があればどうぞよろしくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?