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サンライズで東京へ

憧れのサンライズ瀬戸・出雲に乗車した!

「←特急サンライズ瀬戸・出雲23:33」  とギチギチに詰め込められた電光掲示板の文字からもただならぬオーラを感じることが出来る

中に入ると狭い通路の両側に客室がびっしり備わっていて普段乗る電車とは全然趣が違ってて正直めちゃめちゃ興奮する

なんかぶれてる

自分の部屋の様子 下から二番目の部屋で広いわけではないけど秘密基地感満載で超ときめく

いろいろひと段落してお腹がすいたのでご飯にする

本当はジモコロで紹介されてたチキ弁(新大阪のチキラーハウスでしか買えない)を食べたかったんだけど新大阪に着いてからチキラーハウスがすでに閉店していることに気づいて諦めた チキラーハウスが閉店しているの悲しすぎる

今はなきチキラーハウス

代わりに新大阪駅で買った牛タンと明太子のお弁当(1080円)を食べる 牛タンも明太子も好きなのでうれしい

夜行列車に乗って夜の車窓を眺めているという状況バフのおかげでいっそう気分上々⤴でたいらげた


なんとサンライズにはシャワーが併設されているためシャワーを浴びることができる

シャワーカード販売機でシャワーカード(330円)を買うことでシャワーが使用可能になる シャワーカードは数量限定なので売り切れるかもしれないから乗車したらまずシャワーカードを買うのがおすすめらしい

中はこんな感じ シャワーカードを入れるとシャワー使用時間に6分と表示されてシャワーを流している間だけ使用時間が消費される
床は市民プールの更衣室に敷いてあるプラスチックの板みたいなのが敷いてあって、結構揺れる割に転ぶことはあんまりなさそうだった

この日はあいにくの雨だったこともあり全力でシャンプーした 全裸の男が高速で移動しながら全力でシャンプーをしていた

電車の中でホカホカする新鮮な経験ができて満足だった

ちなみにドライヤーはアメニティとしてあるけど、バスタオルは置いても売ってもないので忘れてきた場合は悲惨な目に合うので気を付けるべき 全身をドライヤーで乾かすかビショビショのまま部屋に戻るかの二択が突き付けられる


シャワー室からの帰りにラウンジみたいな場所があってそこで酒飲みながら話してる客がいた 愉悦にもほどがある

部屋に戻って、積んでた本を読みながら終電の終わった駅駅を通り過ぎていく車窓を眺めていた ちょっとこの時間きらめきすぎてる

寝台列車本当に最高なのでおすすめです 非日常、きらめき、ロマンが詰まっている 



朝7時、くそ浅い眠りから覚めたら東京に着いていた

東京キターーーー

東京駅のうまい麵屋に行こうとしたけど、迷子になって改札を2,3回往復した結果、混んでるからって理由で断念、友達の家に向かう

向かう途中で朝マックを1000円分くらい買った お腹がすいていた

友達の家に着いて朝マック食べたりしてたけど、自分も友達も徹夜みたいなものだったから昼11時くらいに就寝した 終わってる


午後4時 起床 準備をしてかねてからの目的地へ向かう

二人とも覚悟を決め、勇ましい足取りで彼の地へ足を進める



ということでアキバ絶対領域に行ってきました!

メイド喫茶に人生で一回もいかずに死ぬのはさすがに勘弁なのでこの機会に行ってみた

店内に入るとメイドが出迎えてくれて席に案内してくれる しばらくするとお冷が出されたんだけどメイドから以下のような説明があった

「これはただのお水じゃなくてにゃんにゃん水(すい)というもので、飲みすぎたら猫に変身しちゃう水だから気を付けるにゃ~」

気を付ける


次にメニューが渡されたんだけどこれについても以下のような説明があった

「これは猫語で書かれているからただの人間には読めないにゃ~ 読めるように魔法をかけてあげるにゃ」

そういうと目をつぶらされ、目を開けると猫耳を付けられていた おれは黒猫、友達は白猫だった だいぶ長い間見知っていたけど、その友達が猫耳を付けているのをおれは初めて見た


最初の注意書きで「メイドに触ると猫に戻っちゃうので触らないでね💦」みたいなこと書いてて世界観との折り合いつけてるなーと思った

メニューに「痛ケーキ」ってのがあってなるほどねって見てたんだけど、外人の客も来るのか英訳も書いてあって、見ると「Otaku cake」ってあって一番面白かった

あとそのお店にはステージがあって、メイドさんに踊ってもらう注文もできるんだけど、自分たちから見てステージの向こう側に座ってた団体がメイドダンス注文をしたから、メイドがこちらに背を向けて一瞥もしないで踊りまくってるのを手拍子で盛り上げる時間があった


オムライスにケチャップでなんか書いてもらうやつもやった
ここに来るまで2,3時間悩みに悩んだ結果、おれは「乙」、友達は「メルセデスベンツのロゴ」で落ち着いた

当然、おいしくなる呪文も唱えた

「おいしくな~れ、もえもえきゅん」


明朗快活、はきはきと心の底から唱えた なんだか心地よかった


平日の夕方だからか客が自分たちだけになって、普通にメイドが雑談してた

「エヴァの初号機かいてくださいっていわれて~」
「似顔絵ほんと無理なんで〇〇先輩にお願いしたんですよ~」とか普通に話してた  なんか、いいですよね


一時間くらいして店を後にした 

正直、よかったかもしれない

店に入る前、店の前で入るかどうかでうだうだしてた時に店の中からめちゃめちゃ幸せそうな顔したおじさんが出てきてたから、「おれたちもああなってるかもな」みたいなことを冗談で言い合ってたけど

多分、そうなってた


そのあと銭湯に行って夜食(冷食ビビンバににんにくチューブとバターを混ぜて炒めたやつとか)を食って寝た


二日目 普通に行きたかった上にメイドにもおすすめされた浅草に向かった

浅草寺でおみくじひいたら吉だったけど「たとえ目的を達したとしても、それは無駄なことになるでしょう」って書いてて、なんじゃそりゃ、と思った

参拝して、二礼二拍手一礼しながら「ときめけますように」と願った


少し遠くにスカイツリーが見えたから歩いてスカイツリーまで行ってみた
目的がデカすぎて全く地図がいらないから原人でもできるな、と思った

隅田川

なんか日常コラボカフェやっててめちゃめちゃ行列できてたんだけど、力士が行列に並んでて、なんで?って思った


スカイツリー上りたいから40分並んでチケットを買った ここに並んでる人全員予約しとけばよかったな~って思ってたと思う


上ってまず、みんなの願いを書いた紙が木につるされてるやつがあったからそれを端から端まで見た こういうの見るの楽しい、絵馬とかも見ちゃう


さっちゃんとやっちゃんには幸せに暮らしていただきたい 見てるとこっちがなぜかうれしくなる


あと願いを書けっていってんのに「みんなだいすき かぐら」って子供の文字で書かれてるのがあってウケた


👍


二日目最後にスイパラ、ことスイーツパラダイスに行った

大量のケーキを目の当たりにし、いくらでも食っていいと言われる 

「店、破綻させちゃうんちゃいまっか?」  
そんな心の声が聞こえてくる 

意気揚々と食いまくる ケーキを食う、食う、食う





二皿目で限界が来た 残り時間は一時間弱残っていた

ハーゲンダッツも食い放題だったのに二玉くらいしか食えなかった

いくらでも時間に余裕はあるのにケーキを目の前にすると早く食わなきゃと焦る気持ちに囚われ、無理に詰め込みまくった結果だった

おれは、一人の阿呆だった

なんかカレーとかつけ麺とかがあったから食った 全然うまかった

スイパラは阿呆をちゃんと計算に入れていると思われる 脱帽


帰って寝た



三日目、夕方に起きてだらだらしたあとヤーシブ(死語)に行った



晩飯に中華料理屋に行った 注文してから27秒くらいで料理が来た、速すぎる 多分あの店には暁美ほむらがいる 味もうまかった、辛かったけど


最後に近くのスパ銭に行って三日目終了


四日目の朝、キラキラ号に乗って帰宅



というわけで東京観光でした!割とまっすぐ観光できて満足でした!
東京最高! 寝台列車も最高!


ということで



(おわり)

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