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バ美肉Vtuberのだてんちゆあちゃんに私がドハマりした理由

 この記事はタイトル通り、だてんちゆあちゃんにハマった理由を書くという理由の元に、推しの可愛さと素晴らしさをまとめてちゃんと語ってみようという記事となります。

 初めまして、こんばんわ。初めましてじゃない方、またお前かって感じでごめんなさい。相沢優乃と申します。Twitterから来られた方ですと"ユノニャン"の名前の方が広まっているような気もします。以前下っ端さん(@sitappa71)さんの『バ美肉VTuber兎鞠まりにドハマりした話』という素晴らしい記事を見て、もしかして誰か既に書いているのでは、と思っていたのですが、見当たらなかったので先人にリスペクトしつつまとめていこうと思った次第です。対戦よろしくお願いします。内容的には前述の下っ端さんと被ってくるところも多いかと思いますが、ご容赦ください。あと、「おじさん」という単語が結構出てきますので、苦手な方はここで引き返していただく方がいいかと思います。


前書き:バ美肉VTuberってなんぞや?

 この言葉は恐らく最近は一般的になってきているような気もするのですが、ご存じない方やふわっとしている方のために念のためまとめておきます。バ美肉VTuberとは、『ーチャル・少女・受Virtual・YouTuber』の略です。この受肉というのはVTuberの月ノ美兎が「3D受肉をする」と発言したのが元となっているようですが、意味としては『電脳世界での肉体を手に入れる』という意味になります。従って、バ美肉VTuberとは『バーチャル美少女のアバターを手に入れてバーチャルYouTuberとして活動をすること』となります。ここで大事なのはおじさんということです。バ美肉おじさんVTuberの皆さんは大体口を揃えて「おじさんやぞ~!」と自分がおじさんであることを強調してきます。ここ重要です。後でテストに出ます。嘘です。でもこういう話をすると、おじさんが美少女の姿で活動するの見て何が楽しいんだって話になると思うんですよね絶対。性癖はそれぞれだと思うので突っ込みませんが、男が女の子のキャラを演じるアイドルにペンライト振ってるの?と思ったそこの貴方。ちょっとバーボンでも飲んで落ち着いて、この後の記事をお読みいただければと思います。

萌えという言葉では既に役不足な存在

 まずはこの動画をご覧いただきたい。

 この動画は最新モデルのお披露目発表会のワンシーンとなります。一番かわいいところを最初に持ってくる有能ゆあこんですまない。ゆあこんというのは『ゆあ・コンプレックス』の略で、ゆあちゃんはリスナーのことをこう呼ぶわけです。さしずめ『ゆあちゃんがいないとダメになっちゃうリスナーたち』って意味でしょうか。先ほどの動画見て少しでもかわいいな…って思った方、貴方ももう立派なゆあこんです。誰かを沼に引きずり込むときは比較的新しくてヤバいところから見せるといいって下っ端さんも言ってたし。

 で、このお声と容姿ですよ。ヤバくないですか?私は女児が好きかって聞かれると、うーん?といった感じの仮性ロリコンなのですが、性癖とか好みとか割と関係なくぶち抜かれてしまった感じなんですよね。実際私の推しキャラって今まで短髪活発系中性的キャラが多かったので、ピンク髪ツインテールのロリっ子キャラの権化みたいなキャラに撃ち抜かれて風穴が開くとは思ってもいませんでした。

 しかも中身がおじさんですよ?この界隈は最近は年齢関係なしにおじさん自称が流行ってるんですが(筆者はアラフォーなんで結構な方が年下になることが多いです)、ボイチェンっていうと犯人ボイスや独特のケロケロした感じがあると思うんですけど、ほとんど感じないと思いませんか?ボイチェンの機能が向上してきていて、恋声やバ美声等といった男性が女性ボイスを手に入れやすいボイチェンが入手しやすくなってきてる昨今ではあるのですが、技術的側面から見てもなんかヤバい。ちょっとこの辺は後述しようかと思います。

ゆあちゃんだいすきなゆあこんどもがとっても暖かい

 だてんちゆあちゃんのリスナーであるゆあこんども(ゆあこんの複数形)は非常に定着率が高いのですが、それ以上に新参ゆあこんに優しい。ゆあちゃんを一緒に推してくれるのであれば、いつから好きかなんてどうでもいいんです。先輩風吹かす人もいない。いや、もしかしたら内面はプライドとかあるのかもしれませんよ?でもそれを見せないってすごい。

 この動画は、ゆあちゃんが兼業VTuberから専業VTuberに今年の10/1からなったのですが、その専業化してから最初の配信となります。新しいメンバーが加入してくれたことにお礼を言ってるところなんですが、コメント欄が「ゆあこんありがっとぃ~♪」というコメントで埋まってるのがお判りでしょうか?

 ゆあこんどもは新しいゆあこんが増えてくれるのが嬉しいので、課金してまでメンバーになってくれた人をそりゃあもう熱烈に歓迎します。それに前述したとおり定着率が非常に高いので大体みんな名前を覚えちゃいます。交流が盛んになって、Twitter等の外部SNSで仲良くなったりしてるわけです。私なんてかなりコミュ障なんですが、ゆあこんの暖かいお声に励まされたり助けられたりしてて、この沼暖かいな…ってなってるわけですよ。この界隈の程よい狭さが距離の近さとなって推しと推しメンを結びつける。そこにあるのは一体感と共有感。素敵なことではないでしょうか。

 もう一度言いますがゆあこんは新参大歓迎です。ちなみにゆあこんの容姿は、ゆあちゃんの中でピンク色の丸っこいスライムみたいな存在で描かれています。タイトルのゆあちゃんねるの下にいる丸っこい魔法陣が入ってる奴らがそうです。

お歌がとっても上手

 これはもうだてんちゆあちゃんの決定的な強みだと思います。以下の動画を見てください。

 これは5月のゆあちゃんのお歌配信なので一つ前のモデルになるんですが、ヤバくないですか?(ヤバいしか言ってない)切り抜いたシーンはナナヲアカリのダダダダ天使ですが、お時間ある方は下の方のコメント欄に、手書きおっとっとさんがタイムシーク置いてくれてるので聞いてみるといいかもしれません。ボイスチェンジャー使ってみると分かると思うんですが声が数段高くなるため、音階が全然合わないんですよ。歌にそれなりに自信ニキが音痴になってしまうということですね。もちろんこれは訓練で音階を調整して合わせていくことで克服することはできます。ゆあちゃんはここが抜群に飛び抜けていると思うんですよね。

 この動画は先ほど張ったお披露目会のダイジェスト動画なのですが、BGMでかかってるお歌、なんとゆあちゃんが歌ってるんですよ?しかもオリジナルソング!!タイトルは「Your Art」。狩乃スガタさん(@sugata_meeme)が作曲されております。ボーカロイド詳しい方ですとゆうゆPって言った方がいいかも。ものづくりが好きで、ものを作る人を応援したいって気持ちが詰まっている、実にゆあちゃんらしいお歌となっております。早くFullで聴きたいゆあこんが毎日待ちきれずにソワソワソワ。あ、このお歌の歌詞は最初に貼った3D披露目会動画の最後で見れるので、歌詞を知りたいゆあこんにも安心。専業化に伴いお歌やPVも力を入れていくようなので、今後の活動が楽しみで仕方がありません。

ASMR配信が得意

 だてんちゆあちゃんは、バ美肉VTuberではASMR配信を結構積極的にされています。私も実はゆあちゃんを知ったのはASMR配信の初回配信から。仲良しの兎鞠まりちゃんが「ゆあちゃんもやるみたいだから見てね~!」って言われて見に行った先が底のない沼でした。I'll be back.(親指を立てながら)

 コメ欄で泣き崩れるゆあこん多数。ゆあちゃんは優しいので、ゆあこんを癒してくれようと色々試してくれるんですが、前述の動画を見ての通りおじさんっていうのをどこかに置き忘れてしまっているので、ヒーリング効果が半端ない。だてんちゆあはいずれガンにも効くようになる。実際ゆあちゃんが癒してくれるから一週間頑張れましたっていうゆあこんは多いみたいです。夜の配信なのでややピンク色のネタも絡んだりして、「ゆあこんはまっぴんくだなぁ~♪」なんて言われたりすることもあります。まあ見た目ピンク色だしね(開き直り)。ちなみに不定期ですがツイキャスでゆるゆるっとしたASMRのような配信もしていて、こちらも非常にヒーリング効果は高めとなっております。

てぇてぇの権化

 これはバ美肉界隈全体に言えることなんですが、VTuber同士の仲が非常に良い。良すぎてたすかる。一応断っておきますが、実際に中にいるおじさんたちが現実に組んずほぐれずしてる訳ではないですよ?解釈としては『おじさんが自分の娘として顕現させた娘同士を溺愛した結果、カップリングできる存在にまで昇華させている』といった感じでしょうか。これをこの界隈では「てぇてぇ…」と言います。尊いが崩れた言い方ですね。

 こちらは夏のスク水兎鞠まりちゃんお披露目配信をリアタイで監視するゆあちゃんの配信となります。ずっと目の中にハートが入ってるんですよね。とまりぃ大好きだねゆあちゃん。前述の新モデルダイジェストでも兎鞠まりちゃんとくっついたり抱き合ったりしてるんですけど、ゆあちゃんまりちゃんすごい仲良しなんですよね。リアルでも仲良しで一緒に〇〇行きました~とか報告してくれたり一緒にお食事行ったりしてて、もう妄想が止まらない。女児カップリングで仲良しとか尊すぎるでしょ。二人とも天使かもしれない。天使じゃなくてだてんちだけど。尊いカップリングに弱いのは基本的に全ヲタク共通だと思います。

バ美肉界隈の現状と今後

 だてんちゆあちゃんは、バ美肉おじさんVTuberの最初期勢である魔王マグロナちゃんの作った子ども部屋というグループに属している個人VTuberです。前述の兎鞠まりちゃんや日ノ森あんずちゃん、葉山みどちゃん、オニャンコポンといった非常にファンが多いバ美肉おじさんVTuberが一緒にいるグループになります。なのでコラボ配信や各配信者のコメ欄にいることも多いです。それだけで仲がいいんだなーってほっこりできます。

 ただ、筆者は見ての通りかなりずぶずぶなゆあこんなため、例えば共演したVTuberの方を「よかったら見てあげてね♪」なんて言われてても、「ゆあこん!ゆあをすこって!!」「ゆあが一番でいて!」って言われたら迷わずゆあちゃんの元に戻っていきます。

 あざとい。女児あざとすぎる。だがそれがいい。ちなみにゆあちゃんは女児が読めないので「にょじ」って読みます。にょじにょじしててかわいい。ちなみに雑談配信はお約束のように毎回漢字テストをするのですがゆあちゃんは漢字が読めないので大体レベル1です。にょじだからしかたないね。

 これは下っ端さんが言われててなるほどなあって思ったのですが、企業Vと違って個人VTuberはおおよそのモデルや機材の用意が個人にかかってくるために頻繁にモデルや機材がアップデートしていきます。このフットワークの軽さは個人Vの強さだなあって思います。それでいて、上記の子ども部屋ってグループは機材に強い魔王マグロナちゃんやプロのデザイナーとして活動されてる葉山みどちゃん等、配信に関する高いスキルを持つVの方がいるので特にこの辺のアップデートが強い気がします。加えて他の人もイラストや音楽、その他に関わってたりする。鬼に金棒。企業Vについては詳しくないのですが、モデルのアップデート頻度とか見てるとやっぱりいろいろ難しいのかもしれませんね。

 この頃は初期モデルで活動されてた頃ですね。このアップデートでボイスチェンジャーの遅延が無くなって、お歌が歌えるようになったようです。ゆあちゃんは初期の頃はまだはっきりしゃべってたので「INT高かった頃」「ハキハキしゃべってた頃」とか言われてますね。画面に映ってる手作りのロゴを長く使っていたのですが、3D化して葉山みどちゃんが作成してくれた新ロゴに切り替わっております。このnoteのTOPに張ってるやつですね。

 これはあるVTuberの方が言ってて非常に納得したのですが、VTuberはパパやママ(ガワの製作者)が可愛く産んでくれる、活動は魂を見てもらって好きになってもらえる。これがV活のモチベーションになるんだって。そういう意味ではリスナーである我々がかわいいし好きだって感じてるのって魂で感じて魂から出た感情ってことですよね?V活のことを地下アイドルという例えがよく使われますが、他に的確にたとえることもできない私はそういうものなのかなって思ってます。だって今までアイドルとか好きになったこと無いもん。言い換えるなら今までそういう経験がないのにドハマりしたってすごくないですか?だってそれだけのインパクトで脳に直接ダイレクトアタックされてきたんですからね…。

 これだけのインパクトを振りまいていくので、私の周辺でもバ美肉したいなーって思って配信始めてる方々実は結構います。Twitterのフォロワーさんがおじさんだったはずなのに美少女になっていく。なんて最高なんだ。私も時間とお金があればやりたいなぁ、とちょっと思ったりした時もあったけど、推し活の時間が減ってしまうと思うし、推しは推せるうちに推したい私としてはリスナー側でいいかなって思っています。

 他にも、ゆあちゃんはゲームが上手でつよつよプレイに定評があったり、庇護欲に直球でボールを投げてくるので、幼女を甘やかしたい貴方には大変おススメなコンテンツとなっています。ここまで読んでくださった方なら、おそらくゆあこんの素質アリです。コンテンツとしても成長し続ける彼女(?)の成長を見逃すな。Don't miss it!!

終わりに

 実際問題これだけ数が増えていくともうバ美肉おじさんって珍しくないというかそれだけで決して売りにならないコンテンツになってしまっているのは事実。YouTubeの収益化のはく奪のお話とか、ニコニコ動画が年度払い始めたりしてて、この界隈の老い先ってどうなのよって思うこともたまーにあります。でも憧れの存在に近づきたいから手を伸ばしたいってものを作る気持ちのスタートとして絶対大きな第一歩のはず。だから可愛くなりたいって憧れはおじさんでも持っていていいんじゃないかな。私はそう思います。

 技術的側面から見ても、Live2Dでキャラを生きてるように動かしてみたり、Faceligでカメラからの視覚情報を元に瞬きやきょろきょろとリアルな動きまで再現してバーチャルの世界にもう"存在している"キャラクター。それにボイチェンを利用したかわいらしいお声が組み合わさり最強に見える。自分が隅っこの方とはいえ属しているクラスタになるので少しでも長く続いて欲しい。そんなことを思いながら、とりとめのない文章をまとめてみようと思った次第にございます。

 最近はバ美肉おじさん界隈も盛り上がって女性作家さんや女性リスナーさんも増えてきたように感じます。以前から某Vの方や神絵描きさんが応援し、盛り上げようとしていたジャンルではあるのですが、目に見えて広くなっているのが本当によく分かります。別に野郎だけの狭い世界でやりたいわけではないのでどんどん広まって欲しいな、私は。そんなことを書いてたら睡眠時間がほとんどなくなってきてしまったのでそろそろ締めたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。最初の方にリンクを張った、私が書こうと思ったきっかけになった下っ端さん(@sitappa71)の記事も、見たこと無い方は是非とも読んでいただければ嬉しいです。V活の考察やアバターに対するマグロナちゃんの引用等、非常にまとめとして素晴らしいので。この記事の文字にもリンクを張る私、えらい。なお、私がこの世界に足を踏み入れたきっかけは紛れもなく、下っ端さんの兎鞠まりちゃんかわいいの記事だったのは言うまでもありません。

それでは読みづらい文章、お目汚しだったかもしれませんがお付き合いいただきありがとうございました。


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