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なぜ名字にこだわるの?2

昔から、その「家」に男の子が生まれると、おじいちゃんおばあちゃんは、とても喜んだものだった。

なぜなら「後継ぎ」が確保できたから。

逆に、男の子に恵まれず女の子しか生まれないと、お嫁さんは肩身の狭い思いをしたのが、明治・大正・昭和の時代のこと。現に私は三姉妹の二女であるが、男の子を望んでいた父は、三番目も女の子だと知ると病院にも来なかったと、母が嘆いていた。

平成・令和の時代になって、「長男が必ず家を継ぐべき!」という感覚が変化したのか?と言えば、そうでもないなあと感じている。

特に、事業をしている家系は、やはり後継者問題で頭を悩ませている例がたくさんある。

しかし・・・

今まで、家系図作成してきたなかで、こんなことも言えるのである。

事業後継者としての男の子が二代目で存在していなくても、一代目で夫婦の離婚がなければ、孫の代で事業を継いでくれる男の子がなぜか生まれてきていており、その孫は一代目の祖父の事業を上手く継承している。

ここで大事なことは、祖父母の夫婦関係が、孫の代に影響しているということ。夫婦関係が円満ならば、仮に次の代で女の子しか生まれなくて、あえて婿養子を取らなくても、なぜか自然と孫が事業を引き継いでいることが多いのも事実である。

だから・・

必ずしも婿養子を取らなくても、家族関係が円満であれば、自然に事業も上手くいっている。

結論は、「夫婦仲良くしてくだいね!」というアドバイスにいきつくのである。





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