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エイプリルフールだからnoteを始めてみた

私には文才がない。
どんなに試行錯誤しようとも、笑わせることも、感動させることもできない。

私には文章力もない。
そもそも語彙力がないし、てにをはを理解していない。そんな人間に、物事を正確にわかりやすく伝える能力などあるはずがない。

国語の授業中に、数学や化学の問題集を開いて全く聞いていなかったツケを、今でも払い続けている。

語彙力もないが、活字を読むのは嫌いではない。幼少期は絵本すら嫌がっていたらしいが、中学に上がった頃からポツポツと読み始めた。

著しく読書スピードが遅く、冊数は多くない。文庫本1冊に2週間以上を要するから、終盤に辿り着く頃には、頭のエピソードや登場人物の背景などがぼんやりしてくる。面白さが半減してしまう事がわかっているならば、1日で読み終われる漫画に手が伸びてしまうのは仕方ないと思う。

それでも長い年数をかければそれなりの冊数になるが、最後まで読み切れるのは推理小説だけだった。ミステリーが好きだからと言うよりは、ミステリーじゃないと途中で投げ出してしまうのだ。夏目漱石も芥川龍之介も国語の教科書以外で中身を見たことはない。

12歳まで殆ど活字に触れず、高校卒業まで国語の勉強を捨てていれば、文章力や語彙力が身につくはずがない。大人になってから勉強する人もいるが、私は苦手だからと逃げ続けていた。

そんな私がnoteに出会った。

好きな漫画家さんがnoteで書いていることを知り、軽い気持ちで覗いてみたのだ。そこにはプロのライターや経営者、主婦や学生など様々な人がいた。生活環境や立場、感性も異なる人々が思い思いに作り上げた文字たち、読めば読むほどのめり込んでいった。

読むだけの日々を送っていたが、一つ問題があった。会員登録をしていなかった為に、良い文章に出会っても「すき」を送ったり「フォロー」することができなかったのだ。

文章力が乏しい自分に書き続けられるとは思えなかったし、だからと言って一つも記事がない真っ白さんからフォローされても、怖いだろうと思う。

でも読みたい。 

何日も行ったり来たりぐるぐるしていたが、ある日、私に一筋の光がさした。登録するしないは置いといて、取り敢えず使い方くらいは確認しておくか、と案内に目を通している時だった。


[以下、引用]
何より大事なこと。それは、楽しんで、書き続けることです。
名文や超大作を仕上げようとして手が止まってしまうくらいなら、駄文でも短文でも悪ふざけでも、とにかく気軽に投稿しましょう。


私には感動させられるような名文を書く才能はないが、駄文だったら書けるかもしれない。誰かを泣かせられなくても、ただの自己満足でも、自分が楽しいと思えるならそれでいい。

超大作を仕上げられる時間がなくても、短文なら何とかなるかもしれない。ネタがなければその日買った物や目にした物、昼ご飯の話でもすればいい。

悪ふざけでも構わないというのであれば、好きなことについて、うおおおおおだの、すきだあああああだの、叫んでみてもいい。

とにかく気軽にと公式が言っているのだ。それにのせられてみるのも悪くない。

私には文才も文章力もないが、やると決めたからには続けられるようにしたい。

2003年に購入したコップを今でも使っているのだが、2023年で20周年になる。記念すべきその年に、なぜ使い続けているのかを話そうと思う。

エイプリルフール関係ないな!

(心のハリセン)

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