こどものこえ 稽古2日目

初めてのZoom稽古。

あやかちゃんがいちばんのりでやってきた。
まさかの天井の壁紙が私の実家の私のお部屋と同じものだった。
宇宙みたいな。お星さまがいっぱいの。

「ねぇ、その天井、夜になったらひかる?」

「ひかりますよー!」

蓄光みたいな感じで光る壁紙。なんて偶然だろう。

続々とみんながやってくる。家にいながら稽古するって不思議。いざ、こうしてZoomで対面すると、読み稽古したくてもできないシーンがあるなと思ってしまう。対面ではできてもZoomではできない。近くにいるようで遠さを感じる。今日は探り探りで読みは1回にした。あとは共有したいことを話して、疑問・質問にこたえていく時間となった。

こたえるといっても、こたえになってないこたえだったので、語彙力がほしい。”楽しい”という言葉・気持ちを段階で表すにはどうすればいいのだろう。私の頭の中で風景や色は見えるのにそれが言語化できない。「課題だなぁ」とため息をついてしまう。

子ども組はZoomを退出しておとな組の稽古。
おとな組がそれぞれもやもや抱えていたものが解消されて、大笑いしてしまった。

「そう!そうなの!そう思ってたの!」

自分で書いていながら、言葉で発すると違和感だらけの台詞たちに頭を抱えていた。「ここはもう、演劇演劇してもいいのかもしれない」ということで、きっとまた、言葉との関り方が変わる。
風通しがよくなりますように。

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