おみくじ
今年のおみくじはひきましたか？
私は先ほど、引いてきました。21時過ぎ。ほとんど人もいない中、初詣とおみくじ。神社の入り口には「二月二日までが初詣です。焦らず、ゆっくり」と書いてあって、「そうなんだ」と思わずひとり言をいってしまいました。
おみくじは自動販売式。100円をちゃりんと入れると迅速におみくじがおりてきました。「目に見えなくても、手で触れれなくても、神様はそこにいます。」と書かれていて、吉でも凶でもなんでもいい、この言葉が書かれているならなんでもいいやと(目に見えないものが私のテーマなので嬉しかった。)ひっくり返すと大吉でした。
おみくじといえば、絵本のおみくじ。
きたあいりさんの作品です。見返しのところにあみだくじが書いてあって、保育士時代、この絵本を読んだあとにあみだくじをやってみると、しばらくあみだくじがプチブームになりました。「つぎはどこにすすむの？こっち？」とあみだくじの進みかたを経験していく子どもたち。
この間は３にんきょうだいさんと「おみくじ」を読んだあとにあみだくじ遊びをしました。年長さんの上の子ちゃんが線をひいていって、下の子たちは「なんだなんだ」と目を輝かせながらあみだくじを見守っていました。きょうだい間の遊びって見ていておもしろい。上の子を見ている下の子たちは出会いがはやいんだなぁ。小さな伝承を見ているみたい。
おみくじの絵本。
ずるさと、小さな冒険と。
大切なことはなんだろう？
見えてない、見えてない。
おみくじたちを見届けてみてください。
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おみくじ
きたあいり
BL出版
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