みらいのえんそく
「今日のお迎えの時、なんの絵本読む?」
「うちゅうでおべんとうたべるえほんがいい」
朝、夕方に読む絵本の希望をきいてみた。
宇宙でお弁当を食べる絵本・・・?
宇宙でお弁当を食べる絵本・・・。
頭をフル回転して今まで一緒に読んだ絵本を思い出した。
お弁当?宇宙で?
宇宙の絵本も読んだことあったし、お弁当の絵本も読んだことはあるけれど、宇宙でお弁当を食べる絵本?
なんだろう・・・。
「おひるねしちゃうんだよ。それでね、おえかきするの」
お昼寝・・・お絵描き・・・宇宙でお絵描き・・・
あぁあ!と謎が解けた時のスッキリといったら!
みらいのえんそく
ジョン・ヘア 作
椎名かおる 文
あすなろ書房
えんそく=おべんとうだったらしい。
「これのこと?」と夕方、「みらいのえんそく」を見せると「そう!」とにこにこでした。宇宙人のまねっこをしてぴゅーい!
絵本探偵、無事解決。
今日は昼間もお月さんが姿を現してましたね。
「お月さんいるよ」
「ほんとだー!おーい!」
「月には夢の海や夏の海があるんだって」
「なつのうみにあいたいね!」
「ね!いつかね」
夏は海じゃなくて湖だったけど、
いつか会えるといいな。
夢の海。夏の湖。
そんなお話をしました。
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