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【追悼】小澤征爾&ベルリン・フィル/ロシアン・ナイト(ヴァルトビューネの森コンサート1993)

今年の2月に逝去された小澤征爾さんの追悼の思いをこめて、思い出のCD、DVD紹介。

曲目と演奏者

ニコライ・リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」
ピョートル・チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」組曲
  小序曲-行進曲-こんぺい糖の踊り-ロシアの踊り-アラビアの踊り-中国の踊り-あし笛の踊り-花のワルツ
アレクサンドル・ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から「だったん人の踊り」
イーゴリ・ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」より
  魔王カスチェイの凶悪な踊り-子守歌-終曲
ピョートル・チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」
アラム・ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」から「剣の舞」
ピョートル・チャイコフスキー:「弦楽セレナーデ」から「ワルツ」
父ヨハン・シュトラウス:ラデツキー行進曲
パウル・リンケ:ベルリンの風

指揮:小澤征爾
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1993年6月21日 ベルリン、ヴァルトビューネの森コンサート

ヴァルトビューネの森コンサート

ヴァルトビューネの森コンサートは、毎年6月下旬の頃にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がベルリン郊外のヴァルトビューネの森にある野外音楽会場で行う、楽しいコンサート。夕暮れ時から始まり、観客もラフな服装で、花火をしたりサンドイッチを食べながら演奏を聴いたり、曲に併せて手拍子を打ったりしながら盛り上がります。
1993年のコンサートには小澤征爾が登場し、自らもノリのよい指揮ぶりで、ロシア音楽の名曲を楽しませてくれました。


DVDジャケット表

小澤征爾の師匠だったヘルベルト・フォン・カラヤンもレナード・バーンスタインもポピュラー名曲を聴かせるのが上手でしたが、小澤征爾もしっかりと師匠の遺鉢を受け継いでいます。

DVDジャケット裏

ベルリン・フィルの奏でる音色も、轟然たるフォルティシモからたおやかなレガートまで変幻自在。千変万化の音色でロシア音楽を楽しませてくれます。

<次回作品・・・・小澤32年ぶりのN響 けがや病気の楽員のためのチャリティーコンサート>

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