2024/6/16

昨日の夜、寝床でごろごろしていたら急におなかが痛くなってきて、夕飯が多かったのかなどと考えつつしばらく休んでいたら頭を押さえつけられるような重さが来た。腹の方はなんともなくなっていたけれど頭の方は思い当たる節がありすぎて、iPhoneで確認したら急激に気圧が下がってきている。ああまたか、とがっくり来て、氷枕をしておとなしく寝ることにした。

気圧など環境の変化をトリガーに起こる偏頭痛は、昨年きちんと治療をしてかなりよくなったものの(同じような症状があって市販の薬が効かない人は頭痛外来に行くと良いです)、梅雨も間近の今年も名残りのような症状はある。頭痛というのは他の部位の痛みとはまた違って、全てのやる気を削ぐような負のパワーを持っている。長年当然のこととして受け入れてきたけれど昨年はあまりにも酷く、生活に支障が出ていたので病院に行った。すぐには治らないので、その後も何度かきつめの症状が出て仕事を休んだこともあった。
驚いたのは、事情を周囲に話したら結構な割合で似たような症状を持つ人がいて、彼女たちは皆それを我慢して休まずにいたということだった。
仕事をしていれば、どうしても休めない時があるということは十分理解している(ほとんど毎日そうだった)。だからといって不調を不調だとも言えずにその場をしのいで我慢している人がこんなにもいるというというのは、人権の問題でもあるし、職場のサスティナビリティにも関わるように思う。

とりあえず私は我慢せずに休むことにした。休んだ分は後の自分がなんとかするのだ、なんとかならなければそもそも職場の構造が問題なのだと思うことにした。
でも、誰もがそう割り切れるわけではないことも、わかっている。

身体や心がないがしろにされる場所で生きるのは、私には辛い。


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