2024/6/18

山尾悠子「初夏ものがたり」読み終えた。第3章を読んでいる時、完全に塚本邦雄を読んでいる時の気分になっていた。でも底にどす黒い血の川が流れていなかったので、あ、これは山尾さんの作品だった、と思い出した。
山尾さんの作品も血の気配が全くない訳ではないけれど、あったとしても清潔そうにプラスチックで隠されている、そんなイメージ。

それから、これはタキ氏をめぐる夢小説なのかもと思ったり…。

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