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感想:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

本の感想に入る前に余談を少しさせて頂きます。5年前くらいに当時の先輩にRebuildというポッドキャストを紹介されて以来、散歩や洗濯の時にBGM的に流し聴きしています。こちらのポッドキャストではサンフランシスコ周辺のいわゆるテック系の会社で働かれている日本人の方達、または現在は帰国されて国内で活躍されている方々が登場し、専門的な話から世間話まで幅広いトピックを扱っています。

自分のバックグランドは全くプログラミングに馴染みのないですが、ゲストで定期的に登場するhigepon (@HigeponJa) さんには刺激をもらう事が多く、最近のエピソードに登場された際に、今日取り上げている「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を紹介されており、興味を持ちました。本の内容は個人的には非常に共感する事がありつつも、まだまだ力不足な自分に気づかされたり、将来的に出来るような状況を実現するためには何が必要なのか?等、色々と考えさせられました。

英語の勉強の一環で他の人達の評価も知りたいと思い、ビデオを観たりブログを読んだりしたのですが、今日はこちらの記事を紹介したいと思います。いつも通り良いなと思ったフレーズから以下に記載します。

Shrouds have no pockets? You can't take your money and possessions to the grave.
Shroudは(埋葬する死体を包む)白布なので、お墓にはお金は持っていけないという事ですね。

“...people say that they don't want to give them a hand out, they want to give them a hand up.”
Hand-out: To give without charge or to give freely : 無料で施す
Hand-up:手を貸して人を高い所へ助け上げる

Uptick in wealth transfer since the pandemic
Uptick: a small increase or slight upward trend : 上昇、増加

exorbitant interest rates
Exorbitant: (of a price or amount charged) unreasonably high:法外な

私も時折引退後の人生のことを考えますが、以下の文は自分の気持ちを代弁していると思ったので紹介します。
“A majority of respondents noted retirement is a new chapter in life rather than a time for rest and relaxation.
自分の両親の世代を見ていると引退とは「人生の余暇」のことを意味していると以前は理解していましたが、そうではなく「人生の新しいチャプターでありつつ最終章」と今は思っています。会社に所属する社員としてのアイデンティティーが無くなり、父親として子供に与えるものがなくなった時に、自分が自分という人間をどう捉え、残された人生をどのように生きていくのかというのは正直想像もつきません。私は地元愛のある人間でもないですし、いわゆる地元に根ざして初回貢献するという選択肢は存在せず、かといって社会との接点を持たず自分だけで完結する生活にあっという間に飽きて絶望するのではないか思ったりします。この点は幸い時間は残っているので少しづづ準備をしていくしかないという感じです。

今日取り上げているのはカナダからの記事なのですが、最後に日本と比べて面白いなと思った点を触れさせていただきます。
“If you're gonna die with assets, die with a tax-free savings account fully topped up because the tax-free savings account can go to your spouse or to your children, or anybody else, quite frankly, tax free,”
どうもカナダにはtax-free savings account つまり税金がかからない口座にがあるようで奥さんや子供にそのまま移行する事が出来るとのことです。私が聞いている限り日本ではないですし、これだったら無理に頑張ってDie with Zeroしなくても良いのではないでしょうか、、、、、最後の最後で本の趣旨から逸脱してしまいますが(笑)

今日は以上です。

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