“現役書店員”がオススメする「絵本ガイド」の本 vol.27
こんにちは。
本日は、「絵本を探すため」の本を紹介します。
書店員としては、実際に手に取って
「出会って」
いただきたいのですが、すごく丁寧に選びまとめられている本があります。
時間の無い方や、まずは人のオススメを聞いてみたい方など、本書からのアプローチもかなり有用だと思いますので、ぜひご覧ください。
こちら↓
おすすめのポイント
・絵本選びが楽になるだけでなく、楽しみになる
著者は絵本ワークショップ研究者の寺島知春(てらしまちはる)さん。
驚くことに、著者は、約400冊の絵本を小学校卒業まで毎晩読み聞かされて育ったそうです。
毎晩読みきかせとは凄まじいエネルギーですね。
僕なんかソファで子供より先に寝落ちしています。
さて、本書で紹介されている絵本はなんと180冊!
しかも、子どもにとって有益な読みとは何かを追求し、非認知能力をはぐくむ本として選書しています。
そして、全冊、簡単なスートリーやどういった感情を受け取れるか、のような解説をしているので、本当に選ぶ参考になり、また解説を読んでいるだけでワクワクしてきます。
その他、非認知能力をはぐくむために大人が気をつけたい事や、絵本をはさんだ子どもとの対話の仕方なども教えてくれます。
最後に書名索引もあるのでいつでも探しやすく、正直、一家に一冊置いておきたい、そんな本です。
絵本の紹介だけでなく、子どもとの向き合い方、読み聞かせ方など、幅広い知見を得られます。
絵本選びの参考にどうぞ。
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