“現役書店員”がオススメする「都道府県」の本 vol.46
おはようございます。
本日は都道府県の魅力について、たっぷり紹介してくれている本をご案内します。
こちらです↓
おすすめのポイント
・県別の魅力紹介のほかデータ付きランキング多数
編集者は「なるほど知図帳編集部」さん。
旅行ガイドまっぷるでおなじみの昭文社さんのなるほど知図帳編集スタッフさんです。
旅行ガイドやそれに近い本で都道府県別の魅力を紹介しているものは他にもあります。
しかし本書の面白いところは、巻頭のランキングが豊富で切り口に興味をひかれるところです。
自然と災害・産業と交通・歴史と文化・暮らし・ご当地雑学と、多ジャンルのランキングが楽しめます。
そして、地図ベースで表記されているので視覚的にわかりやすく、データの情報量も多いので、読み応えバツグンです。
例えば
名水地のランキングでは、各県の名水数の他にも、「名水百選選抜総選挙」でのランキング、更に各自治体によって水道料金は違いますよーというコラムまで紹介してくれます。ちなみ最大で6000円(家庭用20㎡あたり)ほど違うらしいです。
他にも、花火と祭りの人出、学力調査、社長輩出、企業の時価総額、出生率、婚姻率などなど。
いろんな角度からのランキングに、その土地柄・人柄を想像してみたり、知り合いを思い浮かべてみたり。
普通の旅行ガイドだと思って手に取ると、ヘタをすると旅行したような気分になり、読むだけで満足してしまうかもしれません。
けれど、それでもぜひ一度手に取ってみてほしいと思います。
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