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【引っ越します】明鏡止水の境地に至った話

磨き上げた鏡のような、さざ波一つ立たない水面のごとき静かな心の状態を指す言葉。語源は、中国の春秋戦国時代の思想家「荘周」が書き上げた思想集「荘子」の中にある言葉から来ている。

機動武闘伝Gガンダム作中においては、怒りの念を越えた武闘家としての最高の境地として位置づけられる。「真のスーパーモード」発動の鍵とされており、不安定な「怒りのスーパーモード」で戦うドモン・カッシュを憂いたシュバルツ・ブルーダーが彼にこの境地を託した。

スーパーロボット大戦Wikiより引用

まず初めに、8月中に引っ越しすることをここに記しておく。
今のぬるま湯の環境を全て捨て、北海道を出て愛知県へ引っ越す事を決意した。
30歳にして初めて北海道を出るのだ。
人によっては簡単な決断かもしれないが、個人的には一大決心だ。

右も左もわからない土地に行き、ゼロからスタートする。
方言のようなものも知らないから正直不安だ。
この先新しい職場で良い人間関係を築けるのかも不安である。冷たくされまくったトラウマもある。

しかし全ては自分を試すため。
その様子をラジオやブログで出せたらいいなと思っている(できればYouTubeでも)。
突発的に決めたのでこれから引っ越し準備でかなり忙しくなる。だからしばらくゲームは息抜き程度にしかできないかもしれない。
エルデンリングのDLCはまだ買えてないが仕方がない。落ち着いたらやる。


話は変わるが、過去の活動を振り返ると私はなにをやってたんだろうなと思う。

ひとりでやったスペースの「絶対に嫌われる自己紹介」を未だに結構引きずっている。
ハードルを落としまくるのが目的でこのザマである。
とにかく下に見られたかった。
反省はしなければいけないけど後悔はしなくても良いといったようなセリフがTOD2にあるけれど、なんだか引きずってしまう。
(引っ越したらまたひとりでスペースを開き、「引っ越しました配信」的な事をしようかと考えている)

ハードルを落としまくるのは、面接はすぐ受かるのに仕事が出来なさすぎて、過去に怒られまくっていたり冷たくされることが多かったからだと思う。
そして今までの日常生活では自己肯定感がかなり低かった。
親に否定される事しかなかったりもして、自分はできなくて当然なんだと思い込んでいた。
財布や携帯、ホテルのカードキーなどを失くすのが日常茶飯事だから仕方がない。
結局この人生において、ミスが少ないという実績がない。

スタエフ放送9回目で頂いたレター(ご本人の意向で取り上げていない)の中に、「明鏡止水」という言葉があった。
なにそれ?と思って検索したのがきっかけでGガンダムを見ることにした。
スパロボは過去にやっていたので「俺のこの手が真っ赤に燃える!」は知っていて、よく学校で真似をしていたのを覚えている。
まだ見終えておらず、このブログを更新する頃にもあと数話残っていると思う。

スタエフやブログを自分で始めた。
当然誰の案も借りていない。
スタエフは自分の心の内を吐くことを目的としている。
私と似た闇属性の人の支えになりたかったからだ。
しかし、万が一救われたと期待されてしまっては、私は私の好きなように生きたいため裏切る可能性があると思い、ハードルを落とし切りたいがために「人を救うつもりはない」と発言していたりもする。

親友であるテラウチが「みんな勝手に聞いて勝手に救われてるから大丈夫」と言ってくれてハッとなった。
師匠と呼んでいる人に「救われた、ありがとう」と言ったもらえた事を思い出した。
その人は私になんの見返りも求めていないし、特別私に期待はしていないと思う。
きっとそんな感じなのかと理解し安心した。

誰かからもっと救ってほしいといった声をもらった事がないが、そんな言葉がいつか来たらどうしようという心配があった。
私がやりたいことは宗教まがいの事ではないからだ。

だからこそあらゆる場所でハードルを下げ切りたいと思っていた。

だけど、今まで関わったくれた人たちやラジオのリスナーさんのお陰で私はほんの少しだけ自信が付いてきた。
人生で初めて人を大切にしよう、感謝をしようと思えた。
世間は苦手だが、私に関わってくれる人たちは好きだ。

テラウチにも「今までゆなぞがあんなに人を大切にしようとしてる所を見た事がない。ラジオは本気でやってんだなと思った」と言われた。
自分でもそう思う。

ハードルを下げ切らずに、自分のままでぶつかりに行く勇気が持てた気がする。もう自分のハードルは下げない。多分ね(笑)
過去の方が面白かったとか、期待されるような発言を今後言われたとしても大丈夫。
ハードルを下げるという保険はもうかけない。
今のぬるま湯から抜けてゼロからスタートする覚悟と勇気が持てたから、きっとこの先は大丈夫。
その時どうしても嫌になったら辞めれば良いだけで、もっと気楽に行けば良いのだ。

これに気づけたのは人生の収穫としてかなりでかい気がする。
シュバルツのような存在が近くにいてくれたからこそ、私もGガンダムの主人公、ドモンのように明鏡止水の境地に至ることができたのかもしれない。

9月から仕事が決まったら、また怒られまくって泣き言ばかり言うかもしれないけど、その時はそういう目で見てください(笑)

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