🇸🇪[スウェーデン留学記_Day11]間違えて買った定期代を取り戻すことに成功した日

2024/03/19（火）

この日からわたしは少し体調を崩し始めています。
元々慢性扁桃炎持ちで、疲れが溜まったり睡眠時間が取れなかったりして免疫力が下がると、すぐ喉が腫れたり熱が出たりしてしまいます。

楽しかった思い出、充実した思い出を振り返るのは幸せだけど、そうでない思い出を振り返るのはつらい。

「もっとこうすればよかった」「なぜ崩してしまったんだろう」と考えて、
胸がギューっと締め付けられる感覚になる。

でも、留学においてこういう瞬間って絶対にこれからも来る。
8月から１年交換留学に行くんだから、こういう「上手くいかなかった瞬間」にも、しっかりと向き合わなきゃいけない。

今回の私の偉いところは、体調が悪くてもちゃんとプログラムには参加し続けたこと！
講義もしっかり受けて、意見したり質問したりしたし、施設見学も全て参加した。
プログラムには支障をきたさないように、全力で臨みました。

体調が万全でない間は自然と、「自分に求めるラインを少し下げる」ということができていました。
少しくらい集中が途切れてもしょうがない、むしろそれほど重要でない部分では体力を回復しよう、とか。

前の私はこれができなかった！

成長を感じるし、フィンランドで1年間、なんとかやっていけるんじゃないかなって思う。

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午前中グループワークをした。
合わせる練習や、話す時に気をつけること、スライドのデザインの最終修正などを行って行く。

まとめをどういった形に落とし込むかという部分でかなり議論が起こった。
楽しいなぁ。

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午後はストックホルム病院に見学に伺います。
エリック先生から病院の概要についてお話を聞いて、病院内を見学。

この病院には再び来ることになるのだけど、その話はまたいずれ

すごく良いな、と思ったのは
・「research area」「education area」「development/innovation area」に分かれてそれぞれ自分の職種+サブの役割を持っていること。
・「transporter」というジョブがあって、例えば患者さんをベッドや車椅子に乗せて病室からリハ室に運ぶ役割をしている。
日本では看護師さんが運んでいるところが多く、場合によっては専門性の無駄遣いになってしまうので、取り入れられる部分もあるかも。

エリック先生が今取り組んでいる、「make my day project」についての話も聞きました。
すっごいワクワクしたー！
私もこういう大きなプロジェクトができるようになりたいな。

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その後、ストックホルム駅に向かい、私はあるチャレンジをします。

この日の朝、間違えた期間の定期券を買ってしまった。
スウェーデンでは、ある期間分の定期券を買えば、その期間中どの公共交通機関でも乗れる！（バスでも電車でも）という優れものなのだけど、

今日からあとちょうど1週間だから、1週間分の定期を買えば良いのに、私は間違えて1日分の定期を買ってしまった！

このままじゃ110クローナ（1800円）を無駄に使ったことになる…！ピンチ！
（帰国してから友達に話したら「1800円くらいいいじゃん」と笑われたのだけど笑笑）

ケチな私はお金を取り戻すために、ストックホルム駅にあるSL（Sweden Line）のお客様対応室に繰り出す。

もちろん英語で自分の意見を主張しなきゃいけないのは緊張する。
でもそれ以上に、チャレンジしてみたい！という気持ちがあった！

結果的に、返金された✌️
だけど紆余曲折あって、最初は「スウェーデンの銀行口座がないとできないよ」と断られた。

「ほんとに円安で辛いんだ、学生なの。時給80クローナでアルバイトしたお金で来てるの。」って話したら、なんかボスみたいな人が出てきて対応してくれることに。

日本の銀行口座の銀行コードを教えて
と言われて「？？？？」となった。

調べたら、世界共通で使える銀行コードというものがあるらしい。
なんと日本にはない（‼️）

2人で頭をひねって、クレジットカードの支払い処理を取り消してもらうことで話が落ち着いた！

もうね、ほんとーーーにありがたい！
人って優しいんだと、世界には助けてくれる人がたくさんいると分かったし、

「私はどんな国でもトラブルにも対応できる！」と確信できたことは、
1800円を取り戻したこと以上に、すごく価値のあることだった。

困っても、悩んでも、助けを求めれば、話を聞いてくれるひとがどんな国にもいる‼️

強くなった1日でした。
Hejda! （🇸🇪版　バイバイ！）